ある依頼とは、またずいぶん懐かしい所から。
2014年に僕が作ったツールで、一部仕様を変更したいので、調整してくれないか?というものでした。
つうか、8年もして、まだ動いてるのね…
Excelはまだ、「xls」でしたよ。
このテのツールって、大体5年も動けば、いいと言われます。
パソコンもプログラムも陳腐化しますし、作る方もスキルが上がったり、しますからね。
だから、この機会に再作成!という選択肢もあるんですが…
やっぱり、「今動いているものを、壊す」のは、いろいろと時間と手間と、あと勇気が要りますね。
空白を作って、依頼者に迷惑かけるわけにも、いきませんし。
今回は、その時間・リソースは、取れそうもないので、修理してそのまま使う選択をしました。
過去のプログラムを見るに、マクロの変更は、必要ないみたいです。
でも、数式の書き換えが大量にあるので、そのためのマクロのを作って、対応しました。
一行だけ手動で変えて、それを全シートにコピーするマクロをね。
職人さんは、物を加工するための道具を、自分で作ることがあります。
マクロも同じで、大量のセルや数式、体裁などを、一気に書き換えるには、マクロが有効です。
「道具」みたいに、自分で作るんですよ。
マクロだと、何たってヒューマンエラーがないですから。
幾つもの繰り返し処理をすると、どこかで間違いを犯すものでしてね。
マクロなら、プログラムがしっかりしてれば、何万問い処理だって、正確にやってくれます。
テストも通して、もう定時になっちゃったから、来週かな?
まだまだ、稼働することになりそうです。