幼稚園生の頃の話。
先生から、こんなことを教わりました。
先生が「1」って言ったら、立って気をつけ!
先生が「2」って言ったら、座って手はお膝!
一種の、訓練ですね。
でも実は…
「3」ってのがあったんですよ。
先生が「3」って言ったら…
「両手を広げて、片足で立って、“クエッ”って言う!」
園児たちは、大笑いでした♪
それからというもの…
園児たちは、先生から「3」が呼ばれることを心待ちにしながら、先生に注目するわけです。
でも実際、先生が「3」なんて言うわけがなくて。
上手いこと、調教されてたわけです。
やられましたね~♪
そんなことを、何故か45年もして、思い出しましてね。
あの先生、どうしてるかな?
ちなみに…
その先生、確か一度だけ、「3」をコールしたことがあるんですよ。
みんな薄々、「3」は使わないってわかっていましたから、ハチャメチャになって!
いくら幼児と言っても、全く「3」を言わないと、不審がって先生に詰め寄るんでしょうね。
そんな「ガス抜き」も、お見通しだったわけです。