来客とは、不動産屋さんでした。
認知症の親戚が持つマンションを売却するための、交渉です。
まぁ、僕はただの傍観者ですが…
説明を聞いて、1時間。
判を押す押さないで、30分。
最後に契約書に書くまで、30分。
2時間もかかりましたよ…
その中で、知ったこと。
売主が一般個人の場合、消費税はかからないこと。
業者の場合は、契約時点で消費税の納税義務が発生しますから、その額を金額に乗せるわけですが、一般個人は消費税は非課税なので、その必要はありません。
ただし、「譲渡税」というものがかかることが判明。
取得費よりも高く売れた場合は、その売却益に対して税金がかかります。
今回は、住居として10年以上住んでますので、軽減税率の14%です。
親戚には、もっと高く買っていると聞いているんですが、「証明できるものがないと」とのこと。
契約書とか、領収書とかですね。
それがないと、見なし取得金額は、売却代金のたった5%で、95%もの利益が出た計算になってしまいます。
控除(3,000万円までは控除)とか諸経費とかを除いても、かなりの税金がかかることが判明。
契約の次にすべきことは、その「証拠書類」を探すことになりそうです。
まぁ、いろいろ勉強にはなりましたね。
無駄ではなかったと、しておきましょう。