個人的には、変な制度だと思っています。
住県民税、僕らの場合だと埼玉県・草加市に納める分を、他の自治体に振り向けると、そこからお礼の品がもらえます。
(もらわない選択も出来ます)
この場合、埼玉県・草加市に入る税金が減りますが、その分は地方交付税で、ある程度補填されます。
つまり、国の負担で、各地の返礼品を届けるわけですね。
要は、通販みたいなもんです。
まぁ、ふるさと納税を利用する人(高齢者が多い)に、インターネット通販を指南する代金、と思えば、意義はあるのかな?
ただし、お隣の八潮市のように、不交付団体(税収が多くて裕福なので、地方交付税を受けられない自治体)の場合は、地方交付税による補填を受けられないので、単に税収が減るだけ、ということになってしまいます。
だから、東京に住む人の場合は、多くの場合、地元への税収が削られてるんじゃないかな?
よく、東京の自治体が、改正に声を上げないなって思いますが。
(たまに、ニュースで見たりしますけどね)
自ら住んで、いろいろとサービスを受けている自治体に税金を納めないで、他の所に振り向けて返礼品をもらうという、ちょっと変な制度だと思うんですよね。
なので、僕がこの制度を利用したのは、3回だけ。
うち2回(南魚沼市・福島県)は、まだ返礼品が一般化する前で、返礼品はもらっていません。
最近行った墨田区は、コロナ禍で店に行けないので、店のある墨田区を支援したかったから。
返礼品は迷いましたが、区内の業者に発注が行き、仕事になるのならと、いただくことにしました。
でも、そんなことはお構いないし、あちこちにふるさと納税をかけているのが、父です。
結構な品数を、もらっているようですよ。
(僕も、相伴に預かってはいますが…)
その父も、インターネットでの申し込みには、四苦八苦しているようで。
「あれがわからない」「これができない」と、しょっちゅう呼ばれます。
今は、ふるさと納税を代行する業者を通すのが、一般的なようで、ちゃんと履歴も出ますね。
メールで完了通知は来たのに、その履歴に載らないのがあったので、それは問い合わせをかけました。
すごく、たどり着くのが大変でしたけど…
いろいろ、面倒ではあります…
ただ、父としてはクレジット番号を明かしたくないそうで、「郵便振替」が可能なものしか、やらないそうですが。
なので、クレジット関係の不正には、引っかかり得ないので、その点は安心ですけどね。