Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

音程…

音程。

トーンですね。

正確には、「2つの音階の、差」です。

 

昔は、随分ゲームをしました。

けど、それとおんなじぐらい、音楽が好きで。

 

本当に昔のものは、BEEP音だけでしたけど、次第に曲がつくようになって。

1980年代後半になると、音源は貧弱ながら、かなり本格的な音楽が、つくようになりました。

 

次第に、家庭用ゲームでも、BGMは必ずつくようになりましたね。

家庭用ゲームはやりこみましたから、音楽も染みつくように、親しんで。

 

多くは、サントラを買いました♪

 

でも、多くはアーケード版、あるいはフラッグシップ的な機種での音楽で。

僕が持ってたMSXとか、SFCとかのは、音程が違った場合が、結構あったんです。

 

もちろん、サントラは音楽を聴くだけで、ゲームを味わせてくれる、ありがたいものでしたが、「やっぱりちょっと、違うんだよな…」ってことも、少なくなかったですね。

 

例えば、コナミの「グラディウス3」は、SFCしかやりませんでしたが、サントラはもちろん、アーケード版。

SFC版は音程も音源も違う上、一部曲が違っていたんです。

 

「違うなぁ…」と思いつつ、聴いてたんですが、実はスペシャルCDの、「こなみすぺしゃるみゅ~じっく千両箱 平成三年版」に、「SFCグラディウス3」の曲が、収録されていることがわかって!

既にオークションでしか、入手出来ませんでしたが、何とか競り落として。

オークションでも、幾つかCDを競り落としましたが、このCDを入手出来た喜びは、代えがたいですね♪

 

ただ、全てそんなおあつらえ向きに、あるわけもなく…

直接、録音したこともありました。

 

今はデジタルですが、当時のアナログケーブルを、直接テレビじゃなくて、LINE入力があるレコーダーを経由すると、その機種で録音出来たんですよ。

最初はカセットとか、あとはMDにも、外部入力出来るものがあって。

中には結局、サントラそのものが出なかったゲームもありましたし、サントラにはカットされた曲を、録ったこともありました。

 

ゲームによっては、オプションモードで、曲を演奏出来る機能も、ありましたしね。

 

曲のデータは入っているはずのに、全部演奏されないとなると、カセットを途中で抜いて、暴走させると、最後まで曲が鳴った!なんて荒技も。

ハード自体を取り寄せて、録音したゲームもあります。

安価なエミュレータ版もあったけど、とある効果音は、カートリッジに直接音源があったらしく、エミュレータ版では入ってなかったんです。

 

結構いろんなことをやったので、結構いろんな知識も、つきましたよ。

 

パソコンでも、LINE入力が出来るものがあり、つなぐと編集も出来ました。

「Sound!it」って、音楽編集ソフトを持ってまして。

波形ぴったりでコピペすると、ループを倍増出来ました。

 

さらに、二曲連続で収録されていたのを、フェードアウトして分離したり。

何故か入っていた、ノイズを、別の所の同じ部分を貼り付けて、直したこともありました。

 

こうして直した曲を、今でも聴いていますが、この機会がなかった曲もあって。

T&Eソフトの「サイオ・ブレード」は、サントラも出ましたけど、音源はPC-8801版かな?

僕はMSX2版をやったんですが、やっぱり音程が、2度ぐらい低いんです。

これだけでも、曲の雰囲気は随分違って。

愛着もあって、僕はMSX2番の曲の方が、好きなんです。

 

でも、

先ほどの曲の録音時に、入手しなかったのは…

 

ソフトが、非常に高価で。

定価の3倍近い資金を出さないと、ソフトは入手出来ませんでした。

入手出来たとしても、フロッピーディスク版なのも、ネックで。

当時既に、30年近くが経つハードでしたから、フロッピーディスクは動作出来ないハードがほとんどでした。

ローラーのゴムが、そんなに持たないんです。

 

さらには、MSX2は、音楽をかけながらディスクのアクセスが出来ない仕様でした。

なので、オープニングタイトルの曲は、さわりしか再生されません。

それ以外でも、ディスクアクセスがあると、音楽が止まってしまう(最後の一音が鳴りっぱなしになる)ため、録音も困難で。

荒技も、ソフトや本体自体を壊す可能性があるため、取れません。

 

なので、泣く泣く諦めて…

今でも、「脳内再生」に、とどめております…