Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

アポロ13…

今週のお題「名作」

 

アポロ13」ですね。

アポロ計画で、唯一月に行けなかったミッションでしたが、数々のトラブルに対して、乗員と地上スタッフが工夫を凝らして、無事に地球に帰り着いた話です。

 

これって、トラブル対処の問題でもあり、広義には「運用」の問題なんですよね。

どんないいシステムを作っても、上手く使いこなせなければ、成果は発揮出来ません。

しかも、他人に使わせる場合は、作成者の意図通りになんか操作してくれず、システムが想定しないことをやらせようとしたり、予想外の操作をしたりします。

それらをどこまで矯正して、どこまで許容するかも、運用には重要なポイントで、あまりに受け付けないものが多すぎると、ユーザーは不便と感じて、使ってくれなくなります。

 

異常事態の時に、多少のイレギュラーを許容するように作られているかどうかも、重要なポイントだったと思うんですよね。

極限の状態で、検証なしに試すこともありますから。

 

ただ、この作品ではちゃんと検証を行って、それから乗組員に渡していました。

風疹の疑いで行けなかった、ケン・マッティングリーも、シミュレーターに入って乗組員を支えました。

 

そんな、運用を見据えた設計の重要さを、今更ながらに感じる作品だったと思います。

 

ExcelVBA(Visual Basic for Application)で、プログラムを造ったりしますが、他人に使わせる場合は、実際の運用を意識して造りますし、いろんなことを想定して、設計しています。

その根底には、もしかしたらこの作品があるのかもしれないと、思ったりしますね。