Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

職場という実環境…

僕も、うつで失業して、IT(Information Technology)の世界に入りましたが、最初にやったのは、当時のMOUSMicrosoft Office User Specialist)の取得。

まずは資格から、入るわけです。

就職するために!

 

当時はうつがひどく、再就職なんて考えられませんでしたけどね…。

 

ExcelAccessでは、幾つか知らない機能も勉強しました。

中でも「ピボットテーブル」は、全然ピンときませんでした。

 

あれ、最初の設定は簡単なんですよね。

ほぼ、ボタンを押すだけ。

でも、その後どうしていいかがわからない。

また、どう効果があるのかも、よくわからなかったです。

 

「ピボットテーブル」が威力を発揮するのは、クロス集計表。

例えば、社員の部署ごとに、月ごとの売上を集計したり出来ますが、前提として、「リスト形式」のデータが必要になります。

つまり、一番上に項目、月や社員名、金額などを決めてあって、あとはデータの羅列、という表で、威力を発揮するわけです。

 

主に、日付をキーに、時系列に並べることが多いですね。

縦横には展開せず、作表した表とは別に取っておくと、あとで別のことに使えることもあります。

 

通常の表は、縦横に展開して、読みやすくするんですが、最初からそう作ってしまうと、加工がしにくく、転用出来ないんです。

他部の完成形の表を読みたい時は、わざわざデータをバラして、リスト形式に展開し直すことも、あるんですよ。

 

でも、この「リスト形式」のデータって、実生活ではあまりありません。

しかも、「サンプル大量にあった方が爽快だよ♪」なんて言われても、仮にテストデータを作り出すのも大変です。

機能としてはありますが、家庭ではあまり活きない機能なんで、資格のために勉強しようと思っても、なかなかピンと来ないんです。

 

一方、一度職場に入ると、こういうデータはたくさんあります。

いつ、誰にどれだけの売上があったかは、営業部門では最大の関心事ですし、現場なら、作業効率や生産性をみたり。

管理部門でも、健康診断や残業時間、取引先とのお金のやり取りなど、データ、しかも「意味のあるデータ」が、たくさんあるんですよ。

 

それらのデータの制御には、いろんなシステムが使われますが、各システムが吐き出すデータも、たいていはこの「リスト形式」。

出力権限は要りますが、業務で必要ならば、たいていは入手出来るはずです。

それをExcelで加工すると、いろんな集計が出来たり、別の視点でデータを見れたりします。

 

入社前はピンと来なくても、実地で覚えることが出来ますよ♪

なので、入社前は概要だけ知っていれば十分。

会社という組織は、データの宝庫ですから、実地で鍛えるのが、上達の早道なんですよ♪