大きな仕事に使った、Excel。
各所の帳票からデータを取り込んで、必要なデータを表示します。
マクロも使っていますが、ファイル自体に埋め込んでいるのは、最小限。
基本的には、マクロ知識がない人が使いますので、マクロは使いません。
上司が選ぶプルダウンメニューだけは、マクロを使わないと書き換えが出来ないので、使ってます。
シート埋め込みのイベントマクロは、これまであまり経験がなかったですね。
ユーザーが何かしたら、反応して動くマクロです。
一方、データを書き込むのには、マクロを多用しています。
データは隣の部が出す、正式な収支表や、過去の予算データ、各支店所が出すデータなど、多岐にわたります。
データの形式も様々ですし、中には同じものを表すのに、帳票によって表記が違う場合もあります。
格納する場所も違いますから、それぞれ読み取り、成形するマクロが、要るわけですね。
データの格納してしまえば、あとは数式の出番です。
数行にもわたる数式を、各セルに埋め込んであります。
この計算式、隣の部が作っていた資料を、参考にしているんですよ。
「SUMIF」での集計は、データベース的な検索が出来るし、支店所の変更にも強いです。
そう言えば、今回は支店所の名称変更、合併などが多かったですね。
旧ファイルも読み込みますが、こちらは旧表記でしか、書かれていません。
なので、こちらで、新名称に書き換えてやらなければいけません。
読み込みマクロで対応する場合もありますが、新名称に統一したファイルは、他にも使い道がありますから、頑張って変更してみました。
そんなこんなで加工したファイルを、上司に使ってもらい、隣の部署とも共有してもらってます。
実は、隣の部署は“マンパワー”で、編集してるとか。
機械的な計算ではじき出される、僕のデータは、参考になっているそうですよ。
マクロは、数式さえ正しければ、常に正確な計算をしてくれますからね!
そんなプログラムも、ことしも3年目。
去年でだいぶ固まったので、今年はプログラム部分は、あまりいじっていません。
追加したのは、「追記モード」かな?
支店所のデータは、五月雨式にやって来ます。
終盤には、「このファイルだけ差し替え」なんて場合も、あるんです。
そんな時、以前は全部消して、読み直していたのを、ファイルを指定して、データを追加できるようにしました。
ループにしてあるので、必要な数だけ、一つずつ読み込めるんですよ。
ファイルの更新日は、別途記録してあるので、常に新しいデータだけを、読み取れますしね。
一回動かすと、20~30分はかかるマクロです。
それが十数秒で終わるので、大変効率化しました。
ただ、全部にはつけてないので、来年は他にも仕込みたいですね。
こうやって、プログラムも進化して!
データも無事仕上がって、いい仕事ができたと思います。