この日は、草加市のコロナワクチンの、第2回目の募集開始日だったんです。
今回は、前回の約6倍のワクチン量があり、市中の病院・医院による、個別接種も受付開始するというので、ウチは今回で予約しようと考えていました。
でも、パソコン・スマホが使える父と僕は、共に会社ですので、家に残る巨匠が、ひたすら電話をかけることになりました。
帰ってきて、首尾を聞くと…
「最後まで、つながらなかった…」と、力なく…
「何度かけても、『ただいま電話が混み合って…』」
受付終了間際の5時過ぎにかけても、こんな感じだったと言います…
「また、次回かな…」と、巨匠。
でも…
…おかしいでしょ?
少なくとも、僕はそう感じました。
何故なら…
もし、ワクチンが終わっているのなら、アナウンスは「受付終了しました~」になるはず。
1回目も、そうでしたから。
そうなると、一度聞いた人は、もうかけないですから、回線は空くはずなんです。
それが、締め切り直前まで、回線が混んでたと言うことは…
「まだ、ワクチンが残ってる可能性がある」
実は、インターネット予約は、24時間受付が可能!
やってみることにしたんです。
ログインは通りました。
受け付けるってことは、まだあるんですね。
とは言え、集団接種会場は、7月末までいっぱい。
8月以降になってしまいます。
で、今度は個別会場を選択すると…
さすがに、近所のなじみの医院は、もう埋まっていました。
父がリストアップしたのは、既に選択肢にありませんでした。
隣近所では、開始から1時間、ネットと格闘して、近隣のクリニックをゲットした人も、いたそうですが…。
よく見ると、「日付から予約」なんてモードが、あるんですね。
こっちを試すと…、お!
「6/30」でも、空いてる所がありますね!
クリニックの住所が出てるので、近場のを探すと…
お!新田地区の病院が、残っていましたよ♪
初めての病院なので、地図ソフトとgoogle mapで、道順も見せながら。
歩くと20分ぐらいですが、両親は歩くのには慣れているので、行けるでしょう。
やっぱりというか、こういうミスマッチは、あるんでしょうね。
立地や規模など、いろんな理由で、人気不人気が出てしまい、偏りが出てしまうこと。
それに今回は、「かかりつけ以外受けさせない」なんて、怪情報(医院によります)もありましたし。
「10人に10の椅子をあてがえば、みんな座れる」というわけには、なかなかいかないようですよ。
予約操作自体は、非常に簡単。
10桁の番号さえ、正確に入れれば、後は個人情報系は、ほぼ、入れる必要なし!
(認証に生年月日を入れます)
これ、本来は市区町村完結のシステムで、広域で予約しようとすると、重複等いろいろあるようですが、同一市区町村なら、番号は(さすがに)一意ですから、ダブらずに住人の情報に、紐付くでしょう。
これなら、入力の情報は最小限でよく、スマホを持たされてる系の高齢者でも、スムーズに入力出来るんじゃないでしょうか?
「郵便配達された用紙から入力する」も、セキュリティを高めますね。
まぁ、今回は「電話予約では、予約分を捌ききれなかったと、気づいた」のが勝利、でしたけどね。
何かにつけ、柔軟な発想は得を、思い込みは損をするわけです。
かつて、「電話でチケット取り」をした経験が、活きましたね。
その時は、チケットは一度も取れなかったけど、こんな所で知識が役立つとは、思いませんでしたよ。