(敬称略)
最近、ブログの件数が減ってるのは、日本シリーズを見ていたがら。
やっぱりビッグゲーム、ブログを書きながら試合を見るのは、難しいです。
今回の顔合わせは、ホークスと巨人。
なんか戦前から、ホークス4連勝?なんて言われてましたね。
それを、本当に実現してしまうんですから、ホークスはすごいです。
1戦目は栗原のホームランで、すっかりみんな吹っ切れて。
先制、中押し、ダメ押しと、効果的な得点でしたね。
最後に1点は取られましたが、あまり打たれる気はしませんでした。
2戦目は大勝!
先発をあっさりKOして、あとは中継ぎ陣を、ほとんど全滅させました。
まぁ、今回は東京ドームが都市対抗野球で使えず、この2試合は大阪の京セラドームが、ホーム扱いだったのは、巨人にとっては不運でしたね。
確かに、勝率はいいらしいですけど、試合は年に数試合。
ホークスはオリックス相手に、年10試合前後をここで戦う上、元々ホークスは「南海ホークス」
大阪には熱いファンが、たくさんいます。
あと、(工藤監督の口車に乗って!?)全試合にDH制を入れたのも、もしかしたら不利に働いたかも知れません。
原監督自身が、DH論者でもあるんですが、結果として、DH制に慣れてるホークスは、この制度を上手く使い、巨人は活かせなかった(DHに代打出してましたね)。
何より、打席に入るホークスのピッチャーから、確実にアウトを奪う機会と、工藤関東を投手交代に悩ませる機会を、失ったかも知れません。
ホークス2連勝で、舞台はPayPayドームへ。
福岡です。
巨人としては、敵地開幕で、リセットして戦うチャンスだったんですが…
なんと、3人の投手の前に、わずか1安打!
この時点で、周りの関心は、「巨人が1勝するか?」
ずいぶんなシリーズに、なってしまいました…
運命の第4戦。
実は、和田が打たれたんですよね。
巨人1点先制。
でも、この1点しか取れなかったのは、やっぱりホークスには不足も不足でした。
クリンナップであと1点でも取れていれば、状況は違ったはず。
特に、4番の岡本は1割以下に封じられていたので、もし1本出て、吹っ切れていたら…
今日ももしかしたら、試合だったかも知れません。
その裏、ギータに特大の一発が出て!!
巨人のリードは、4試合でわずか、1イニングのみに…
その後、甲斐にも一発が飛び出して、4-1と安全圏に。
正直、巨人ベンチはすっかり、意気消沈してました…
でも、このあとは巨人のリリーフ陣が奮闘!
3回以降、わずか1安打にホークス打線を封じる!!
その後のネットの意見は、巨人をこき下ろすものが多かったですが、巨人の投手陣は、ハマればそうは打てない、力を持っているんですよ。
とは言え…
ホークスも大半のリリーフ陣をつぎ込み、みんな抑える!
速球は150km/hを超え、ドロンとしたカーブ系で、空振りもストライクも取れる!
なので、打たれそうな場面は、ほとんどなし。
特に速球は、ほとんど前に飛んでませんでしたね。
9回は森が攻められましたが、最後は亀井がセカンドフライを打ち上げ、試合終了!
ホークス4連覇!!
今年はコロナ禍で胴上げは出来ませんでしたが、大団円の万歳三唱が、こだましましたよ♪
MVPは、栗原でした。
何たって、半分はヒットだし、緊張の初戦初打席でのホームランは、自身はもちろん、チームメイトにもファンにも、大きな勇気を与えたでしょう。
優秀選手のムーアは、この大事な3戦目で、7回を無失点に封じた!
中村晃、ギータにも、効果的な打点がありました。
でも、王会長は不満だったみたいですよ。
「なんで、甲斐が選ばれてないんだ?」
そう、巨人打線を4試合4点、たった16安打に封じたのは、この甲斐のリードによるものが大きいです。
自信を持って、的確に出し入れしながら、投手を引っ張り、打者を揺さぶり!!
もう、育成出身なんて、忘れてる人が多いくらい!
頼もしい、扇の要ですね。
今年は、コロナ禍の年。
こうやって、今は日本シリーズを楽しんでますが、半年前は、実は開幕さえも危うかった。
無観客試合といった、特異な試合もありました。
そんな中でも試合を重ねられ、観客は半分とは言え、こういう晴れの舞台を迎えることが出来たのは、工藤監督が言及したとおり、
「医療関係者、球団等のスタッフ・関係者の、尽力のおかげ」、なんですよね。
感謝しつつ、喜びをかみしめましょう♪