久々に、引っ張り出しましたよ!
弓道は、中学・高校でやってたんですよ!
矢筒です。
中身は…
そう、弓道の「矢」です。
弓道の矢は、もちろん棒の部分も、真っ直ぐでないと、真っ直ぐ飛びません。
でも、同じぐらい「矢羽根」が重要なんですよ。
安いのはプラスチックですが、これは本物の羽根だったと思います。
この矢羽根、よく見るとわかりますが…
実は真っ直ぐ、付いていません。
矢羽根はわずかに斜めに付いていて、矢は風を切って、回転しながら飛ぶんです。
その方が、安定するんでしょうね。
ちなみに、羽根がないものもあります。
これは、「巻藁用」
巻藁という、大量の藁をきつく束ねて、的にした練習器具があるんですよ。
至近距離で使うので、羽根は要らないのです。
さて、問題の「矢筈(やはず)」ですが…
ここですね。
矢の端に、切れ込みが入っているでしょ。
ここを弦に取り付けて(つがえる、という言い方をします)、構えるわけです。
放たれた弦が戻ろうとする力を、矢に伝える部分ですから、矢にとっては、羽根と同じぐらい、重要な場所。
割れた場合、ここだけ交換することが出来ます。
ちなみに、「○○のはず」って言葉は、この「矢筈」が由来なんですよ。
矢にとっては、弦に番えられなければ、始まらない。
「至極道理」という意味になったそうです。
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