僕の生まれは、日野市です。
東京都の。
「住んじゃってると、今回の企画の対象にならない」んでしたっけ?
でも、ここなら!
日野町。
歴史的には、蒲生氏の城下町ですね。
滋賀県の南東部に当たり、自然豊かな町ですが、何より「日野商人」で知られます。
行商で身を起こし、富を得た後も、生業の行商をやめなかったと言われます。
実は、若い友達のシャロSさんと、訪れたことがあります。
草津線の貴生川(きぶかわ)から、乗車しました。
日野駅。
このアニメの、聖地があります。
思春期特有のなりきり病(中二病)の少女と、それを卒業した男の子の、ちょっと変わった恋愛物語です。
シャロSさんとは「ご注文はうさぎですか??」つながりですが、その関係を確固たるものにしたのは、この「中二病でも恋がしたい!」だったりします。
ここで、宿泊。
一夜を、共にしました。
初めての、ちょっと素敵な、一夜です…
翌日は早く起きて、町をめぐります。
立身出世ではなく、仏の出現を指す言葉で、城下町を造った時に、原野にいた狐・狸を慰めるための、建立だそうです。
ちょっと朽ち気味ですが、力を、感じましたね。
行ったのは、3月上旬。
草原には、霜が降りていました。
氷も!
踏み荒らすのは、子供たちのために?取っておきました。
でも、とってもいいお天気だったんですよ♪
ちょっと長距離でしたが、早く起きられたので、バスに乗ることもなく、2人で歩いて。
一緒に歩きながら、話しながら♪
距離を、縮めながら…
こんな竹藪に、Sさん注目。
彼は地形とか、民俗学とかに詳しいので、興味深いんだそうです。
飛び出し坊や、多し!
飛び出しお年寄りまで!
全国にありますが、西日本の方が、多い気がしますね。
さて、目的地付近。
珍しく、遊具が残る公園で、待機。
「やまびこ公園」だそうな。
今は、危ないと、遊具を撤去することが多いですね。
むしろ、管理が出来ないからと、何も起こらないうちから、撤去されることも…
目的地は、こちら。
「中二病でも恋がしたい!」は、学校生活が舞台ですが、この「旧鎌掛小学校」が、モデルになったそうです。
シャロSさん、ここに行きたくて!
僕も、乗っけてくれたんでした。
薄暗い、廊下。
オルガン。
シャロSさんは楽器をやるので、弾けるそうですよ。
しかし、ダイヤル式の電話機は、見たことがなかったそう。
もちろん、ダイヤルの仕方も、知らないそうです。
時代ですね。
ステージは、音楽室と兼用になっている、珍しいタイプです。
2階の教室は、明るいですね。
そして、隣の教室は…
「Banishment This World !!」
中二病の世界、満喫!!
実際、おんなじ聖地でも、10年近く経っても飾り付けがあり、グッズも売られているところもあれば、たった半年足らずで完全撤去!なんて作品もあります。
こうやって、アニメの世界を実体験できるように、残して整備してくれているところがあるのは、うれしいですね♪
最後に、ここを訪れて。
ここで、部員を勧誘したんですよ。
ちゃんと座って、キャラクターの視点で眺めることが出来るのが、いいですね♪
帰りは、バスを利用。
とは言え、知らないところでは、バス停の位置を見つけるのも大変。
2人で協力して、途中からバスに乗れましたよ。
こういう「協同作業」も、2人の距離を、大きく縮めますね♪
駅併設のカフェで、カレーを。
会話が、笑顔が絶えない、旅でした♪
後から聞いたんですが…
Sさん、この旅ではかなり、緊張してたそうで。
まぁ、知らない大人(3回会ってるけど)と、2日間も一緒にいるんですから。
そんな彼とも、今年はもう、何回会ったかな?
当たり前のように会える、素敵な関係になりました。
そのきっかけを与えてくれた、この日野町という町。
生まれた町と同じ名前、という以上に、好きな、印象深い町になったんですよ。
最後に、お土産を。
日野特産の「日野菜」
蕪の仲間で、 イラストの通り、ピンク色をしています。
これはお茶漬けですが、なかなか美味しかったですよ♪