京都に構える、アニメ制作会社です。
アニメ後発の僕ですから、そんなにたくさん見たわけではありませんが。
最初に見た「CLANNAD」は、泣きましたね~
どことなく軽い「けいおん!」ですが、もはや、それが味ですよね♪
話はもちろん、音楽も気に入って!
そう、シャロSさんとの仲を、決定的にした作品です。
病的に?楽しい中二病の恋に、ときめきましたね。
毎年良質なアニメ番組を送り出している、素晴らしいアニメスタジオです。
「(○○テレビ局の)アニメ」って言われ方をする作品はたくさんありますが、
「京アニの○○」って言われ方をするのは、ここ以外ではあと、ジブリぐらいじゃないか?
海外にも人気が高く、日本の「今の文化」を、引っ張る会社です。
なんで今、この会社を取り上げるのか。
おわかりですね。
昨日起こった、「京都アニメーション放火事件」
33名もの、尊い命が失われました。
残りの大多数は、大けがを負ったそうです。
もちろん、被害の規模や死者の数で測るものではないけれど。
大惨事です。
犯人が入口を背にガソリンを撒いて、火をつけた時点で、逃げ道はなかったんですから。
爆発的な火の勢い、忍び寄る有毒ガスは、とても振り切れるものでないから。
今回はアニメの制作会社が標的になってしまったので、余計感情をグサグサにされました。
でも、そうでなくても、大惨事なんですよ。
ひどい。
あってはならない。
犠牲になった方の、冥福を祈ります。
それでも、こういうときに起こりがちな、犯人へのむき出しの敵意や罵りなどを、たしなめる動きもありましたね。
そう、罵る気持ちは、十分わかります。
わかるんですが…
そんなことをしたって、何にもならない。
死者は帰ってこないし、負傷者は治らない。
むしろ、憎悪を増幅するという意味では、ちょっと書いたことが、余計な悲しみ、怒り、不安を、巻き起こすかも知れません。
「気持ちを表明せず、心の中で思って欲しい」って人がいましたが…
僕は「心の中でも、思って欲しくない」です。
「誰のせいでもない」災害を多数経験している日本人なら、憎悪をまき散らすことなく、耐えることが出来るって、信じています。