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書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

錦糸堀公園・墨田区の記憶・10…

錦糸町駅の南、京葉道路国道14号線)渡って左に入ると、こんな公園があります。
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「錦糸堀公園」と言います。
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一見、なんの変哲もない公園です。

砂場や、こんな遊具があったり。
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公衆電話!
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トイレがあるので、タクシーをよく見かけます。

 

土嚢が自由に使えるそうです。
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この辺りの海抜は、確かマイナス0.3m 。

洪水と戦って来たのでしょう。

 

奥へ進むと…

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堀!?

そういやぁ、「錦糸堀公園」でしたね。

 謂われが、書いてありました。
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この辺りには、淋しい堀が随分あったそうで。

そういう堀は、魚がよく釣れたんでしょう。

 

獲物を持って、帰ろうとすると、掘りから恐ろしい声が…

 

「置いてけ~… 置いてけ~… 」

びっくりした釣り人、釣果を置いて、一目散に逃げ帰ったとか。

 

これが、「置いてけぼり」の語源に、なったそうです。

こんな感じかな?
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中には置いてかなったのに、帰ると“びく”には一匹も魚は残っていなかった!!なんて話も。

コワいですね~!

 

こんなのが、いたのかな? 

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この話は、「本所七不思議」と言われる話の一つです。

 

他のも怪談、奇談で、

 蕎麦屋の主が現れないのに、一晩中灯りがともる「消えず行灯」

 火の用心の拍子木がいつまでも聞こえる「送り拍子木」

 「足を洗え」と巨大な足か、天井を突き破って降りてくる「足洗邸」など、奇妙な話ばかり。

 

言い伝えの他、落語のネタになったりもして、今も本所の地に残っています。