(敬称略)
ホークスに、田之上慶三郎という投手がいました。
背番号64です。
僕と、同い年のようですね。
稼働したのは、2000年前後。
でも最初はもっと前、新聞に掲載されていた、選手のリストで知りました。
指宿商業高校の出身で、鹿児島の人なんだな~ってのもあるんですが…、
「漢字六文字」の名前は、名前リストで目立つんです。
目立つとは言え、当時まだ一軍にはいませんでしたから、活躍するといいな~ぐらいには、思ってたんです。
そしたら、本当にエースになっちゃって。
ホークスがこれから強くなろう、って頃に、開幕投手も務めました。
でもその後は和田、新垣、杉内らが台頭。
出番は減ってしまいました。
今は三軍で、投手コーチ。
若手と汗まみれの毎日でしょう。
もう一人、ホークスから。
西山道隆。
背番号64。
社会人から、地元四国のアイランドリーグ、愛媛マンダリンパイレーツで活躍。
ホークスには育成契約で入りました。
2005年。
育成契約一期生です。
アイランドリーグからのNPB選手も、初めてでした。
とは言え、育成は3年の時限契約。
しかも、二軍の試合にしか出られません。
そんな厳しい条件の中で野球に励み、2006年、見事支配下登録を勝ち取りました。
バッターの小斉とともに、育成から勝ち抜けた選手、第1号でした。
当時読んでたブログで、この選手を推してた人がいて。
随分、喜んでたな~♪
ちなみに、背番号は最初は94。
後にこの64をもらいました。
本格派で期待もされたんですが、残念ながら、勝利を挙げることは叶わず。
確か、いいところまで行った試合も、あったんだよな~
現役は3年間。
その後は二軍の用具係として、球団に残ったそうです。
今は、どうだろう。
でも、育成から、アイランドリーグからと、道を作ってきた功績は、大きいと思いますよ。
この“なかなか出来ない経験”を活かして、よい人生を歩んでいただければと思います。