今日(4/14)の仕事も、追い込みに入った頃。
突然、エラい人が来て…
Excelの依頼でした。
「色つきのセルを数えたい!」
何でも、各値の数だけセルを塗って、グラフのようにしたそう。
「セルdeグラブ」とでも言いましょうか?
ただ、いざ集計するとなると、ものすごく大変!
数値では表現されてないですからね。
しかも、表は数千行あり、横軸も数百!
ものすごく大きな表です。
1回限りなので、マクロはナシです。
どうするか…
Excelの「置換機能」を使います。
まず、塗られた部分のセルに、「○」を埋め込みます。
実は置換機能では、「書式」を指定することが出来ます。
特定の書式を検索することも、検索結果に別の書式を設定することも、可能!
一色塗りだったので、塗られたセルを検知して、「○」書き込む!
文字色を塗ってある色に合わせれば、「○」はわかりません。
これで、「塗られた数だけ『○』が並ぶ」という状態になりました。
あとは、「COUNTA」関数で、「○」を数えます。
行ごとに数えて、10分で終了!
依頼のエラい人は、目を丸くしていましたよ。
一見、難しそうなことでも、分解して考えたり、中間的な状態を一つ挟んだりすることで、解決できることがあります。
いっぺんには難しいけど、段階を踏めば、出来ることはたくさんあるんですよ。
今流行りの「プログラミング実習」では、こういう考え方を、教えてほしいんです。
解決できれば楽しいし、仕事も捗る!
ただ端末な使い方を学ぶだけなら、わざわざ学校でやる必要は、ないと思いますしね。