このブログでは割と、「要ります」という表現を使います。
「必要です」とは、あまり書きません。
由来は、実はこんな所にあったりします…
昔の時刻表。
日本交通公社が、以前に復刻したものです。
その中に、こんな冊子があって。
1961年。
まだ新幹線はなく、当時は特急・急行の他に、「準急」という種別がありました。
今ある私鉄の準急は、たいてい無料の列車ですが、この当時は有料列車。
「準急行券」が必要だったそうです。
また、自由席が基本なので、座席指定を受ける場合は、指定料金が別に必要になります。
今で言う「指定席券」が要るわけです。
準急ではあまりないことなので、そんなことが、この時刻表の欄外に書かれていて。
「指定料金100円がいります」
それを気に入って、使ってるんです。
時刻表では「いります」とひらがなですが、今はあまり使わない言葉なので、「要ります」と漢字にして、意味を明確にして使っています。
ちょっと、意外かな?
でも、沿線の東武は準急主体の時期が長かったですし、小田急でも忘れた頃に、準急に出会ったり。
キーになるセンテンスだったんですよ。
そこからの派生だったので、効いたんでしょうね~