草加神社の近くの公園に、静態保存されています。
C56形ですね。
小型ながら、炭水車を装備します。
日本には、輸送需要は高くないのに、距離が長かったり、坂があったりする路線が、結構あって。
タンク車では水が足らなくなるので、炭水車付き機関車の需要がありました。
しかも、そういう路線は転車台もない場合が多く、バック運転もしばしば。
バック運転がしやすいように、工夫もありますよ。
この110号機は、主に山陰で活躍したそう。
確かに、山越えの路線が多いですから、重宝されたでしょう。
縁があって、今は草加にいます。
製造は、三菱造船なんですね。
もちろん、船の会社ですが、どちらもボイラーを使います。
幾つかの機関車を、製造しているようですよ。