草加駅西、氷川中公園に鎮座する、蒸機です。
C56 110号機。
本当は少し違いますが、この角度は機関士の目線に近いですよね。
本当に前面にある、電車と違って、運転室はボイラーの後ろです。
それでいて、狭い転車台とかに、ぴったりと乗せる必要がありますから、
いくら補助の旗振りがいるとは言え、神業だと思います!
車で言うところの、「車体感覚」は、体で覚える必要が、あったのでしょう。
ボイラー隣接ですから、環境は劣悪ですしね。
昔は機関士の生命維持的な観点からも、無理なダイヤは引けなかったのではないでしょうか?
機関士は花形なんて言われましたが、非常に過酷な職業だったのではと思います。