プログラムを作ったら、テストをしなければなりません。
サンプルデータを流して、
ちゃんと動作するか?
計算は合っているか?
異常値ははじくか?
などを、確かめるわけです。
電卓片手に、ね。
プログラムがはじき出した値が、本当に正しいかは、プログラムがする計算を、自らの手で手計算して、照合するしかないのです。
結構大変な作業!
でも、これをやっておかないと、裏付けというか、箔がつきません。
やっぱり、一通りプログラムと同じ計算を、“自分で”やっておいて、初めて、その後何かあったときも、自信を持ってユーザーに応対出来るんですよ。
テストにも、いろいろ手順があります。
まず、サンプルデータを作らなければなりませんしね。
方法として、去年のデータの、年だけ書き換えて使う方法がありますが、今回は「2021/2/29」なんて、あり得ない日付が登場!
去年は、閏年でしたからね…。
データの移動、コピーなどの操作もありますが、条件によって、正しい動作をするかとかね。
そつやってると、大抵は不具合が出ます。
カリカリ直して、またテスト!
不具合は、まだ使い込まれないうちに出た方が、対処は遙かに楽です。
たまに、たまたまラッキーで見つかる不具合もありますから、運に感謝しつつ、ね!
そうやって、一通り動かして、不具合が出なければ、次へ。
今回は、「〇月だけこの処理をする」って処理が、いくつかあったので、テストも月を積み重ねて行う必要があって。
プログラムも大事ですが、どうやってテストすれば、作った処理を通って、動作が確認できるかを、いろいろ設計するのも、大事なんですよ。
こうして、最後に繰越処理を確認して、1ヵ月の使われ方を一通りさらえば、やれやれですね。
もう何年もやってますから、そんな感慨はないですが、達成感と解放感は、十分過ぎるほどありますよ♪