草加神社前に、置かれています。
C56 110号機です。
この形式は、他の機関車に比べると、かなり小型に出来ています。
機関車が各線で走るためには、重さがその軌道に耐えられるまでになりますから、機関車が軽いってことが、地方の路線でも入れるわけですね。
(それでも、空車で50tあります)
ただ、入れるのはいいけど、補給施設が貧弱で、水の補給も限られている場合も、少なくないわけで。
タンク型機関車では限界があるので、炭水車を付ける仕様としたのが、このC56です。
石炭、水を、15tも積めるそうですよ!
写真ではありませんが、運転士が後ろを見れるように、後方は斜めに切り取られている部分があります。
普通、後方には係員を置きますが、それもままならない路線での運用を、想定したのでしょう。
どちらも、かなりの山岳路線です。
機関車にも、機関士にも、過酷な路線を走り続いてきたのですね。
ちなみに、よく読むと…
「全国に18両が在籍」ってありますね。
この看板が立てられた頃は、まだ僚機が現役だったんですね。
この110号機も、木次線、三江線など、山陰の路線を歴任しています。
路線的には、草加はあまり縁がないんですが…
今は公園の隣にいて、元気に遊ぶ子供たちを、見守っていますよ。