この日は医者を済ませて。
午後の用事までには時間があるので…
ふと、思い立って。
「高砂ブックス」
地元・草加の書店です。
駅前の一等地に、店を構えます。
こちらにも。
「くまざわ書店」
草加VARIE2の、奥にあります。
本を探す時、
「ピンポイントで、欲しい本がある場合」
今の世は、インターネットで注文する方が、適しています。
でも、「なんか面白い本、ないかな~♪」って欲求があるのなら、書店に行く方がいいです。
いろんな本、欲しい本に関連した本、時には平積みになった、話題本など、自分の発想にない本が、手に入りますよ♪
でも、この日はピンポイントに、本を探していました。
ネットでも良かったんですが…
ちょっと、書店で探してみたくなりましてね。
この本です。
「みらいの教育」
北千住のブックファースト、秋葉原の有隣堂と探して、結局、新宿の紀伊國屋本店で、入手しました。
実は、最近ホットな、シャロSさんの紹介です。
彼、この業界を目指してますもんね。
それも、哲学と社会学、そして心理学で、教育を変えたい!って、意気込んでますよ~!
実は、彼の感想が、載っています。
ちょうどこの日は、彼と会う日でしたから、なおさら、入手したかったんです。
彼に紹介された時に、「プレゼントしてくれる」って、言ってくれました。
でも、僕はあえて、「自分で買う」って伝えました。
なにより、僕自身も興味があったから。
僕の周りには、結構教育関係者が多くて。
地位が上の人もいれば、親戚には校長先生もいました。
部活指導に勤しんだ人もいれば、金管バンドに精力を傾けた人もいます。
でも、彼らの待遇は、「特別!」なために、残業代が出ない法律に、縛られている。
部活はもちろん、地域の行事や、休日のテストなどにも、平気でかり出される。
手弁当で。
しかも、それをこともなげに、「彼らは好きでやってるから」なんて言う役人がいるのが、許せなくて。
現場の彼らから、勤務の実態を、いろいろ聞かされてるから。
仕事があれば、必要があれば、残業するのは民間でもあることです。
決して特別ではないのに、「特別な法律」が適用されてるのは、おかしいと思うわけです。
ただ、僕は教育関係者ではないから、一番感銘を受けたのは、実はそこではなくて。
教育を「ワクワクするものにしたい」!
その部分が、きちんと論じられていたのが、僕はうれしかったと思いました。
小学校は宿題に追われ、塾に追われ。
中学、高校と、受験にあった、暗記型の勉強になり。
確かに、そういう暗記学習が、必要な場面があります。
必要な時に、必要な知識を引っ張り出せる能力は、必要だって思います。
でも、決してそれは、楽しくない。
テストの点だけに、楽しさを求めるのは、やっぱり無理があるって思います。
教育して、教育されて、最も楽しいこと。
「探求、突き詰めること」
興味のあることを、どんどん突き進んで調べること。
議論を交わすこと。
それから、新しい考えを生み出すこと。
教える方も教わる方も、これほど楽しいことはないって思うんです。
時には、両者が争いになることだって、あると思う。
それが、いいアイディアを生むことだって、あるのです。
本にありました。
「小・中・高と、がんじがらめの教育を受けてきて、最後の4年間だけが、自由に学ぶことが出来る期間」
大学生の皆さんには「学ぶことの楽しさ」を、ぜひ知って欲しい。
その形には、決まりはないから。
(僕なんて、留年中のプログラムの制作が、一番の勉強だったかも…)
特に、教育学部の学生さんには、「学ぶことの楽しさ」を、是非とも見いだして欲しいのです。
あなたたちが唯一、多くの子供たちに、直接、それを伝えることが出来るのですから。
シャロSさんには、きっとその力が、あると思いますよ!