両国も墨田区ですね。
ここにあるのが、両国国技館。
大相撲が見れます。
今は大相撲人気で、前売り券はなかなか入手困難ですが、実は一番階上の席・自由席は、千秋楽であっても前売りしないので、当日朝に並べば、入手できます。
確か、2,200円位だったかな?
この値段で入れて、ちゃんこも食べられて、お土産も買えるとなると、お得な席ですけど、かなり朝早く並ばないと、ありつけませんけどね。
日本を訪れる外国人にも、人気の席ですから。
入場券を切る“もぎり”は、親方の仕事!
この日は元益荒雄の阿武松親方が、愛想よく券を切ってくれました。
案内も、この時に渡されます。
中継では必死に隠される?「懸賞」も、バッチリ書いてあります♪
行ったのは初場所でしてね。
実は初場所ならではの、こんな特典が!
相撲絵のカレンダーが配られるんですよ。
並びますけどね。
こちらは華やかな、相撲茶屋のコーナー
案内所ですね。
お得意さんは、茶屋経由で券を買うのかな?
この時は時間がなくて行けませんでしたけど、相撲博物館も見物です。
その場所ごとに展示替えをして、様々な記念品、グッズなどを展示しています。
正面に飾られてるのが、これ。
賜杯です。
写真では大したことないように見えますが、おっきいですよ。
各地の賞に…
三賞など。
そう、大相撲に準優勝の賞品は、ないのです。
館内にはお土産屋さんや、レストランもあります。
レストランには昔、入ったことがありまして。
1人前から、ちゃんこ鍋が食べられました。
美味かったですよ♪
それ以外にも、ちゃんこの振る舞いもあります。
日によって、味が3種類(みそ・しお・しょうゆ)あります。
並びますが、無料で食べられます。
会場は何と、相撲教習所!
若い力士が修練する場所で、ちゃんこをいただけます。
さて、席に着きましょうか。
2階イス席では、こんな感じですね。
この日はいろいろあって、
物言い!
物言いは控えの力士もつけられるんですよ。
最近珍しい、「廻し待った」
決まり手「とったり」
相手の腕を外側から取って、捻り倒す技です。
この日は千秋楽だったので、優勝決定戦!
緊張するでしょうね~
土俵入り!
横綱!
観戦のお供は…
焼き鳥!
国技館地下に工場があるのは、本当らしいです。
これがなかなか美味い!!
「国技館に来たら、これ食べて帰らにゃね~♪」って味です。
千代大海がいた!
寺尾は、時計係!
勝負審判で、昔の人気力士が見られるのも、楽しみの一つですね。
熱戦!
懸賞も付きます。
最後に登場する「森永ミルクキャラメル」は、どの取組にかけるかを、客の投票で決定します。
まずミルクキャラメルを買い、その空き箱に取組を書いて、投票箱に入れて応募します。
決まった取組に投票した方には、抽選で賞品が送られるそうですよ。
…賞品は「ミルクキャラメル」、ですが。。。
弓取り式
今は若いお相撲さんが務めますが、
小結に適う取組で勝った者には矢が、
関脇に適う取組で勝った者は弦が、
そして大関に適う取組、結びの一番で勝った者には弓が与えられ、与えられた者が勝者の舞を演じたのが、謂われだそうです。
なので、万が一弓を落としても、足で取るのが作法です。
勝者には土は付かないからです。
通常は弓取り式でおしまいですが、千秋楽には表彰式があります。
国歌斉唱の後、賜杯拝戴!
優勝は稀勢の里。
この後、インタビューに、各国の賞、自治体・企業の賞などが続きます。
副賞も楽しいですね。
ビール1年分、米、牛1頭、餅と小豆、シイタケ詰め合わせ、ガソリン、…
さすがお相撲さん、スケールが大きいです。
三賞も授与された後、最後に大切な儀式があります。
「神送りの儀式」
土俵には神様が宿っています。
千秋楽まで滞りなく済んだことへの感謝を込めて、神様をお送りします。
参加するのは、今場所出世して、来場所から番付に名前が載る、若いお相撲さん!
ワーッショイ!ワーッショイ!!
若い行司さんに御幣を持たせ、みんなで胴上げをして、すべての行事が終了します。
ありがとうございました。
また4ヶ月後、お越し下さいね。
そうそう、優勝パレードもあります。
神送りの儀式を見てからでも、十分間に合います♪
稀勢の里が、一瞬だけ、こっちを向いてくれました!!
九州場所では、怪我は治ってるかな?
健闘を期待します。