お相撲といえば…
「残った!残った!」
行司さんの声が、響き渡りますよね!
声は、みんな違います。
人間だから、ということもありますが、節回しもみんな、違いますね。
行司さんごとに、特徴があるわけです。
僕はといえば、
主に郵便局員時代から失業時代、1990~2000年代、よく相撲を見に行っていました。
当時は相撲には、あまり人気がなく。
平日は当日に行っても、指定券が買えました。
千秋楽でも、朝早く並べば、自由席券が手に入りましたしね。
(自由席の当日売りは、今でも続いています)
お名前は、わからないんですが…
式守勘太夫かな?
当時、幕下か三段目で裁いていた行司さんがいて。
足は裸足、裁着袴(たっつけばかま)という、足の裾をまくり上げた、簡易な出で立ちをしています。
幕下の行司さんは、十両以上と違って、何番も裁くので、声を覚えちゃうんですね。
「あ、あの人だ!」ってね。
今はテレビ中継すらも、あまり見る機会がなくなってしまったんですが…
ニュースの幕内のダイジェストで、時々「あの声」が聞かれるんですよね。
「出世」したんですね。
今は、幕内格です。
名前も、式守国浩から錦之助、与太夫、与之吉と変わり、勘太夫だそうです。
勘太夫は与太夫、錦太夫とともに、「三太夫」とも呼ばれる由緒ある名跡です。
なんか、うれしくなりますね。
出世街道を、垣間見てるみたいで。
力士は、長くても三十代後半ぐらいが、活躍の期間ですが、行司さんの定年は満65歳だったかな。
長く活躍します。
現在は53歳だそうですから、まだまだ活躍できますね。
名裁きを期待しています。