先ほどの記事から、もう一つ。
「はやぶさ」号と言えば、東京から仙台、盛岡、新青森を通って、新函館北斗までを結ぶ新幹線ですが…
ちょっと前までは、東京から東海道本線、山陽本線、鹿児島本線を通って、熊本へ至る寝台特急列車でした。
この列車、長らくの間、さらに先の西鹿児島発着で。
由来は「薩摩隼人」。
鹿児島出身の男性の古称で、ハヤブサのような人、との意味もあったようです。
今の新幹線「はやぶさ」は公募で、「はつね」らを抑えてトップ、スピード感から命名されたそうですが、鹿児島に縁のある者としては、九州で使って欲しかったですけどね。
…まぁ、JR九州には仁義を切ったそうですが。
探査機の「はやぶさ」を思い浮かべる方も、いらっしゃるでしょう。
小惑星の「イトカワ」に会いに、数々のトラブルに見舞われながら、想定よりもはるかに長い時間の飛行を続け、ついには採取したサンプルを届け、大気圏に散っていきました。
感動のドラマで、映画にもなりましたよね。
こちらの由来もいろいろ言われましたが、小惑星に一瞬だけ着陸して、サンプルを採取して離脱する様を、俊敏なハヤブサに見立てて命名したんだそうです。
ちなみにこちらは、「はやぶさ2」
「カメ」や「ウラシマ」じゃないのね…。
「リュウグウ」到達は2018年頃、2020年頃に帰還する予定だそうです。
合い言葉は、
「ドラマは、もう必要ない!」
無事の任務遂行を、祈ってます。