雨宮処凛さん。
ビッグイシューに、ずっとコラムを書いていますね。
今回は、日本に在留資格がない外国人について。
「仮放免」といえば、聞こえはいいですが、その立場は非常に危うく、日本人なら受けれるサービスも、受けられません。
しかも…
日本に生まれながら、日本に在留資格がない、というケースもあるとか。
家族でも、何人かは在留資格があるのに、残りは在留資格がなく、引き裂かれる例もあるらしく。
なんか、残酷なことを、日本は淡々とやってるような印象でした。
救済、しないんですね。
好きで日本に生まれたわけじゃないのに。
子供にとっては、日本も、親も選べずに生まれてくるわけで、その子に「原罪」のごとく問うのは、むごいですね。
多分…
お役人さんを問いただすと、返ってくるんでしょうね。
一応、「合理的な理由」が。
彼らの理論があるし、立場もあるのでしょう。
でも、それが「命に関わること」を阻んでいるとしたら…
それでも、彼らは頑ななんでしょうね。
進んで「破る人」なんて、いない。
彼らの立場が、危うくなるから。
でも、それでは本当に困っている人が、救済されないと思う。
日本はいろいろ、おかしなことになっている気がしますね。
これでいいのかなって、思います。