「GTO」
一般には、「Great Teacher Onizuka」かな?
そんな番組がありました。
(VVVF:Variable Voltage Variable Frequency control)
この素子で、電流を高速で入れたり切ったりする、スイッチの役割を果たします。
今はほとんど、IGBTというトランジスタ(絶縁ゲートバイポーラートランジスター:Insulated Gate Bipolar Transistor)で制御しますが、一世代前の古いタイプが、「GTO(Gate Turn Off)」型の素子です。
GTOは、小さな逆方向の電流を流すことで、本来の電流をストップさせ、オフを実現します。
それまでは、「サイリスタ」という装置で、電流を制御していましたが、それよりも高速に、電源を切ることが出来たそうですよ。
ただし、いろいろ課題もあって。
その一つが、「音が大きい」と言うものでした。
GTOのインバータの車両は、かなり大きな、特徴的な音がします。
今日会った、JR東日本209系1000番台も、重々しい音がしますね。
鉄道ファンだと、特徴として捉えてくれますが、一般の人には騒音でしかないです。
なので、今は音がより静かな、IGBTのインバータ車ばかりになりました。
今は本当に、GTOは少数派になりました。
JRだと、都心では本当に少ないです。
なので、このGTO車が来ると、ちょっと懐かしい気がしますね。