Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

湯葉の記憶…

湯葉が、添えられました。

豆乳を煮た時の、上澄みですね。
f:id:kiha-gojusan-hyakusan:20210122215337j:image

 

湯葉が食卓に上ると、こんな逸話が、必ず話題になります。

 

もう、20年以上前。

僕がまだ、一人暮らしをしていた頃の、両親の話。

 

この頃、巨匠(母)は、湯葉が結構、好きで。

湯葉料理、食べたい~♪」なんて、言っていたそうです。

 

一方、父は行きたい所があって。

「日光」!

歴史、好きですからね~♪

 

なんか、歴史系の展示会が、あったそうですよ。

 

でも、基本は一人では、行きたくない人。

なんとか、巨匠を巻き込もうと思って…

 

湯葉料理、食べさせてやる!」

むしろ世界史派ですし、日本史なんか、そんなに好きじゃない、巨匠。

渋々、OKしたそうです。

 

車で、日光へ。

実は、巨匠は車での遠出も、あんまり好きじゃなくて。

なんで、「渋々…」だったわけです。

 

展覧会には、無事行けたそうで。

父、満足♪

 

で、巨匠の満足は…

父、そんなに細かく調べていく人じゃない。

行き当たりばったりで、店があると思ったらしいです。

 

ところが、現地は道も狭く、渋滞もあって、思うように行かず…

結局時間がなくなり、湯葉料理は幻と消え…

 

実は、さらに続きが…

帰り、今度は腹が減った、父。

空腹を、我慢できない人なんです。

 

やむにやまれず、高速のサービスエリアで、ラーメンを。

それが…

「むちゃくちゃ、マズかった…(巨匠)」

 

巨匠としては…、

「行きたくもないところへ付き合わされ、しかもご褒美はもらえず、帰ってマズいものを、食べさせられた…」

 

後々の語り草には、なったようです…