早く帰ったとは言え、疲れは溜まっています。
巨匠が、干し柿を出してくれました。
「庄内柿」
そう言えばこの所、市田柿、あんぽ柿と、食べていますが、この庄内柿が、一番甘味が強かったですね♪
ちなみに、お隣・新潟の行商人から苗を買って、一つだけ実がなったのが、庄内柿の始まりだそうですよ。
こちらは、ハッサクです。
大型の、柑橘類!
巨匠が、向いてくれました~♪
楽々、食べられますね♪
ハッサクは、原産地は広島県だそうです。
夏みかんは山口県だそうですし、中国地方がよく育つんですかね?
ただ、今の生産高は、和歌山県が多いそうです。
ハッサクって、「八朔」って書きます。
意味は「8月1日」ですね。
実は、この原木を見つけた人が、お坊さんに見せて、いろいろ聞いたんだそうです。
昔も今も、お坊さんは知識、知恵をたくさん持ってますからね。
お坊さん、この原木を見て…
「8月ぐらいに実がなるじゃろう…」って言ったんだそうです。
当時なんで、旧8月。
今の、9月頃ですね。
ところが、旧8月になっても、身は小さく、硬いまま。
とても、食べられません。
待つこと、数ヶ月。
ようやく食べられるようになったのは、冬。
ちょうど、今頃(新暦12~2月頃)です。
お坊さん、肝を冷やしたでしょうね…
でも、実は大きくなったし、結構美味しかったんでしょう。
「八朔=ハッサク」が、そのまま名前に残ることに、なったそうですよ。
甘味と酸味。
疲れていると、欲しくなる味覚ですね。
甘味は直接、エネルギーになりますし、酸味は体調を、整えてくれます。
今は技術も進み、合成の材料とかで、強い甘味、酸味のものも、たくさんあります。
でもやっぱり、こういう天然の甘味、酸味が、身体には優しいのかなって、思います。