ある書類を作っていた、父。
慎重を期して、ファイルのコピーを取りながら、Excelであれこれ、文書を作成していたんですが…
呼ばれて行ってみると…
「文書が一部しか、保存されてない!」
「確かに、この部分は後から打ったはずなのに!!」
開いたファイルAには、(例)50行目から60行目が、空欄になっていました。
実際、あり得ないですよね。
部分的に保存が、欠けるなんてこと。
逆にこれを実現するとしたら、「元に戻す」を何十回も打ってから、保存しなければなりません…
父「ちゃんと、(ファイルの)コピーは取ったんだぞ!」
コピーしたというファイルBも開いてもらうと…
「これには、あるね」
確かに、50行目から60行目の記載があります。
ところが、今度は、(例)80行目から90行目がない!
「なんだこりゃあ~」と、頭を抱える父…
いろいろ考えて、タスクバーのExcelをタップすると…
ファイルが3つ開いていました。
っとここで、閃いた!
どうやら、父は複数のファイルを開いて、ごちゃ混ぜに編集したんじゃないかと。
途中途中で、コピーを取ったファイルを、また開いてしまって、結果的にいろんなファイルに、執筆を加えてしまったんじゃないかと。
Excelですから、コピーファイルを開いてしまうと、原本とはほぼ、見分けが付きません。
しかも、ブラウザに移って調べ物してから、またExcelに戻ったりなんかすると、それまでとは違ったファイルを編集してしまう可能性がありますね。
とは言え、こうなってしまうと、どれかファイルを決めて、編集内容を手動で一本化するしかないですね。
コピペはファイル間でも使えますが、推敲までしていたので、文字単位でどこを直したかなんて、もはやわからない(変更履歴をとる方法もありますが)。
推敲はもう一度、やり直す必要がありました。
ようやく終わったときには、0時を回り…
「はぁ…疲れた…」と父。
慎重さが、裏目に出ることも、あるんですよ…。