セカンドスタートと言えば…
「車のギアをローに戻し忘れて、セカンド(ギア)で発進してしまい、カックンカックンとなること」
…てな記憶を持つのは、マニュアル(ギア)世代ですかね。
減速時には、減速チェンジでセカンドで走ることが多く、ローまでは落としませんものね。
ちなみに、バスやトラックなどの大型車は、ローには滅多に落とさず、セカンドスタートするそうです。
ローギアでは、通常だとトルクがかかりすぎて、エンジンに負担になるんだそうです。
今のオートマ車でも、わざわざ「セカンドスタート」する操作がある、車があるそうですね。
特に雪道だと、ローギアではトルクが大きすぎ、かえって空転してしまうんだそうです。
実は、僕の自転車も、最近は「セカンドスタート」するようにしていて。
ローギアって、ギアセットでは一番内側の、大きなギアです。
減速してローに落とすと、チェーンがギアを飛び越えてしまうことがあって。
そうすると、チェーンが外れてしまいます。
しかも、軸付近に絡まってしまうと、かなり厄介です。
直せる場合もありますが、多くは油まみれのチェーンに、触らなければなりません。
手を洗うことも含めて、大変なタイムロスだし、時には自力では直らないこともあります。
なので、いろいろ考えた結果…
「極力、ローギアに落とさなきゃいいじゃん」って結論になって。
セカンドまでで止めておけば、まだ内側にもう1枚、ローギアがあるので、チェーンが外れることは、少なくなります。
それに、ローギアってあまりにも軽すぎて、それまでだって、数mとしか使ってなかったし。
それだったら、使わなきゃいいじゃん、ってわけです。
ただ、ギアは手首のスナップで、進段させるタイプ。
微妙な手首捌きと、今何段目かを把握するのが、ポイントですね!