80以上の支店所に、イントラネットを介して、入力用のExcelファイルを配布し、本部で集中的に管理、集計、作表を行っています。
イントラネットは、同一ネットワーク扱いですから、各ファイルは各支店所で扱いながら、同一フォルダで管理できます。
支店所は、ファイルの開け閉めは自由。
逆に、こちらから支店所のファイルを開けることも出来ますので、入力状況の確認や、時には修正だって出来ます。
各支店所のデータを集約するのは、ある意味簡単です。
各支店のファイルが開ければ、編集だろうが何だろうが、書き込みを取ることが出来ます。
問題は、こちらから一斉修正、更新をかける時。
要は、支店所側のファイルをこちらから操作して、保存して閉じる場合です。
Excelの「ファイル共有」を使うと、複数の人がファイルを開けますが、不安定になるので、使っていません。
なので、ファイルは排他モード。
支店所のファイルは、全て閉じてなければなりません。
それでも、繰越でデータをファイル内で処理する場合や、仕様の変更等でファイルを直す場合は、たとえファイルを開けられていても、出来なかったファイルを記録しておけば、後から再実行でさます。
でも、こちらの集計データに乗ったものを、各ファイルで処理して消し込む処理となると、支店所のファイルが開いてると、書き込みが出来ません。
ファイルが開いてるってことは、何らかの編集がされているわけで、整合性がおかしくなることがあります。
とは言っても、ファイルをコピーしてしまうと、最後には2つのファイルを統合し泣けレガならず、これも厄介です。
そういう「トランザクション」な処理は、ちょっと難しいのです。
だから、この処理をするときは、ファイルが全て閉じてるのを確認、バックアップを取った上で、もう一度ファイルの開け閉めを確認、慎重なまでにも慎重な手順を踏みます。
それでも、この処理は20分ぐらいかかりますので、途中でファイルを開けられ、処理が中断することも、しばしば。
その時は、そのファイルは手作業です。
でも、今日は…
「ファイルを途中で開けられることなく、一発で処理完了!」
こんな「ストレート♪」は、実は滅多にない幸運!!なんですよ♪