「ビーム?決まってるよ!ゲームに出てくる戦闘機の武器だよ!」ってあなた!
「ビーム」で、なんでこの絵?って、思うでしょ?
懸垂式という、ぶら下がるタイプのモノレールなんで、上から支えてますが、レールのある橋桁を支えるための建造物で、水平方向に伸びている部分を、「ビーム」と言います。
ビームには、「梁」という意味が、ちゃんとありますよ。
通常、線路を空中に通す必要がある場合、橋桁の真下に橋脚を置いて、直接橋桁を支えます。
この絵でも、奥の方は(懸垂式用なので複雑ですが)そんな感じですね。
しかし、特にモノレールなどは、線路の下に道路が通ってたり、通常の鉄道でも、他の線と立体構造だったりして、橋脚を真下に置けない場合があります。
そんな時に、このビームを使って、離れたところに橋脚を置いて、橋桁を支えるんですよ。
鉄道模型でも、ちゃんと「高架ビーム」というパーツがありましてね。
コンパクトなレイアウトで、複雑な上下複々線も、実現できますよ。
とは言え…
まぁ、普通は「ビーム」と言えば、「光線」ですね。
冒頭のゲームでも、光線をイメージしているのでしょう。
車のライトで、真っ正面に向けることを、「ビーム」って言います。
光線を放つ、と言えなくもないでしょう。
通常の下方向照射では、斜めに地面に当たるので、光線とは言えないですからね。
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