京版の「ぬ」は、
「糠に釘」です。
糠とは…
米を精米した時に出る、外皮のことです。
味としてはよくないので、食用にはしませんが、油を絞ることが出来、栄養価も高いので、糠漬けという形で間接的に食します。
ただ、もちろん、硬いものではありません。
こんな糠床に釘を打っても、手応えもなく、ずぶずぶ沈んでいくだけです。
このように、何かを行っても手応えがない、反応がないことを、たとえて言います。
目下、フォロワーさんを対象に、新年会の募集をしています。
いろんな方がいらっしゃいますね。
常連さんなんかは、すぐに返事をくれます。
来れる場合は来てくれますし、そうでない場合は断ってきます。
理由を添えてね。
中には、“もう誘わないで”を、暗に含めてくる人もいます。
パートナーが賛同しないとか、オフ会自体が嫌いだとか。
いや、このパターンはかえって、助かるんですよ。
以後、誘う候補に入れなければいいんですから。
ちょっと困るのは、返事はくれるけれど、断る理由を言ってくれない人。
こちらからは、オフ会ごときの辞退理由なんか、聞きづらいですから。
次回誘っていいか、判断に困ります。
さらには、全く音沙汰なしの方も。
一番困るパターンです。
人数はなかなか確定できないし。次の人を誘いづらいし。
次回誘っていいかも、わからない。
何も情報が、得られないのです。
開催が近い時に、あと一人欲しいって時に、これやられると、身動きが取れなくなってしまいます。
…まぁこっちも、期限を短めに切って、声かけるんですけどね。
で、次回は基本的に、候補から外しますね。
まぁ、向こうも乗り気でないから、この反応になるんでしょうけどね。
「糠に釘を、打つべきではない」とも言えるわけです。