躁鬱病です。
時に、感情のコントロールが、上手く行かなくなります。
いえ、誰か他の人を傷つけるわけではありません。
すべての矛先が、自分へ向かう。
自分で自分をイジメめたい。
もっと言えば、罰したい。
仕事への不安感が、さらに煽ります。
視野は限りなく、一点だけ。
ひたすら、自分を責める。
そう、他人から何か言われる前に。
仕事どころではありません。
軽ければ、深呼吸しながら、だましだまし乗り切れることもありますが、今日はとても無理そう、なので…
「切り札」を使いました。
頓服薬です。
これを飲むと、まず、心が落ち着いてきます。
そして、悪い感情への集中が緩む。
すなわち、囚われてた頭を仕事へ振り向けられるように、なるのです。
そのうち、感情は穏やかに、なっていきます。
全快にはならないにしろ、少なくとも仕事を続けていけるようになる、この薬は僕にとって、切り札なのです。
躁鬱病を御していくにあたって、医者との出会いもあった。
リワークデイケアという、職場復帰プログラムもあった。
同病者との交流も大きかった。
でも、それと同じぐらい、この薬との出会いは、大きかったのですよ。
ただ…、
薬ですから、誰にでも合うわけではないので、薬の名前は伏せますね。
同病者には、この薬が全く効かなかった人も、いますから。
お医者さんとともに、ご自身の「切り札」を、見つけてくださいね。