高野山の鐘です。
お坊様が橦木を振り、最後は自らの体重をかけて紐を引っ張り、橦木を鐘に当てて音を出します。
大晦日は108回繰り返すんですが、数がわからなくならないように、白い枠の上に小石を置いておき、1回撞くごとに動かして、数を数えます。
高野山の場合は、108回目の鐘撞きで、新年となります。
思ったほど、参詣客は多くなかったんですが、お坊様の新年の講話を聞くと、身が引き締まるように感じたのを覚えています。
通常、お寺の鐘は撞いてはいけないものですが…、
例外を2つ。
京都・嵯峨野の二尊院。
お釈迦様と阿弥陀様の二尊をお祀りするので、この名がありますが、鐘は「世界平和を祈念して、ご自由に撞いて下さい」とのこと。
ウチにも、撞きたい者がおりまして…
こちらは信州湯田中の、世界平和大観音、だったと思う。
お賽銭を入れて、撞いたような記憶があります。
意外と、難しいんですよ。