エラー番号14。
文字列を格納する領域がなくなると、このエラーが出ます。
…滅多に、出ませんけど。
当時はなかなか難しかったんですが、今は文字列の照合は、もはや当たり前の機能になっています。
文字を読み取って、正解のパターンと照合して、正しければこんな処理、そうでなければこんな処理…。
でも、ただ比べるだけでは、うまく行かない場合があります。
大文字・小文字がまちまちだったり、ひらがな・カタカナ交じり、全角・半角混じりだったり、区切りのスペースがあったりなかったり。
入力する人にとっては、それぞれ意図があって、そうしたんでしょうけど、比べる側に言わせると、規格を統一してもらわなければ、違う単語と認識せざるを得ないんです。
昔のクイズダービーにあった「意味は合ってます」では、ダメなわけです。
とは言え、ユーザー側にそれを主張するのは、なかなか難しい。
なので、ある程度プログラム側でも、違いを吸収する努力が必要になるのです。
スペースについては、VBAではReplace命令を使って、除いてしまうことが多いですね。
Replace(Replace(文字列," ","")," ","")
とすると、全角・半角問わず、スペースを除去してくれます。
StrConvなんてのは、全角・半角や、ひらがな・カタカナ、大文字・小文字を統一してくれますね。
下準備を仕込んでおけば、文字列の検索も、うまく行くわけです。