Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

ワークタイムバランス…

この日は、こちらへ。

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東京足立病院。

うつ病からの社会復帰プログラム「リワークデイケア」で御世話になった病院です。

僕にとっては、人生をも変えた、病院!

 

その卒業生のためのフォローアップに、定期的に訪れています。

 

僕が卒業、再就職してから、もう8年。

1期生だし、参加者の中では古参も古参。

他の参加者は卒業したてか、長くて3年ぐらい。

そんな彼らに混ざって、フォローアップに参加するのは、理由がありまして。

 

まずは自己紹介と、近況。

同じリワークの卒業生とは言え、時期はまちまちですからね。

今日はシステムエンジニアが、多い班でした。

 

システムエンジニアは、コンピューターばっかり相手にすると、思われがちですが、顧客やベンダーとの調整もあるし、そもそも、システムはチームごとにモジュールを分けて作るので、チーム間の軋轢なんかも、あるそうで。

納期もキツいから、かなりストレスのたまる職種なんですよ。

 

実際、疲れを訴える人も多く、特に日曜午後は、翌日のことを考えてしまって…って人も。

 

意見、出しました。

実は僕…

「日曜が終わるまでは、仕事のことなんか、考えない!!」

「月曜日は、月曜日!!」

 

そう、仕事場にいないのに、仕事のことを考えたって、どうせ進みはしないのです。

進まないものをあれこれ悩むよりも、休むときはしっかり休んで、しっかり楽しむ方が、大事!って、考えています。

そうすると、日曜午後もそんなに、不安な気分にならないんですよ。

 

この発言を、帰りの挨拶で、挙げてくれた方がいましたね~!

うれしかったですね♪

 

他にも、ここ何回かの会は、メンバーが発言した悩みとかに、合うような経験を語れることが、多くなりました。

基本、メンバーの発言を、僕がいいとか悪いとか、判定しません。

人生なんてそれぞれだし、僕の人生と相手の人生は違う。

僕の言うことに、正しい保証なんて、どこにもないんです。

だから、僕自身が経験した、近い体験談を語って、シンクロするなら活かしてね、って形を取る方が、多いですね。

 

リワーク卒業8年なんて、「なれの果て」ですが、役に立つことだって、あるんですよ。

 

後半は、「ワークタイムバランス」

時間の配分ですね。

仕事だけじゃなくて、家事だけじゃなくて、余暇や地域、学び、子供や親としての立場など、バランスよくしていますか?って話です。

それを円グラフにして、視覚化しましょう、と。

 

確かに、いろいろな割合があります。

親だったり配偶者だったり、僕みたいに子供だったり、立場の違いで、随分結果が変わります。

 

ここで誰かが、「うつになる前は、どうだったか?」と、面白い視点を考え出して。

多くの人が、極端に仕事の割合が高まっていたって、言っていました。

仕事のことで、頭がいっぱいになってしまうんですよね。

 

僕の場合は、少し違っていて。

仕事にも大きな影響が出ていたので、仕事と余暇のパーセンテージを大きく減らし、減らした部分は「どこにも属さない」としました。

それだけで5割を超えますから、実質のパフォーマンスは、通常の半分以下。

そりゃあ、うつで仕事が出来なくなるわけです。

 

ここでもう一人、興味深いことを言う人がいて。

「この短時間のうちに、みんな自らの行動を分析して、グラフに出来ている。

 自己洞察が出来てなければ、そもそも作表なんて、出来ないんじゃないか?」

 

そうなんですよね。

みんな、うつ病双極性障害を経験して、キャリアはちょっと、停滞したかも知れない。

でもその代わり、自らを見つめ直す時間を得て、みんなそれが出来たから、今がある。

そんなことに気づかせてくれるメンバーの皆さんは、みんな優秀なんですよ!

 

仕事のやりがいについても、簡単に発表。

僕は再就職でしたが、仕事となったSFAにしても、マクロによるツールにしても、他に出来る人がいない、権威になれたんですよね。

結構、頼られるし、感謝される場面も、多かった。

そんなところに、やりがいを感じていますね。

 

実際には留年、郵便局など、いろんなところで培ったピースが、今の会社でビシッとハマったので、今があるんですよ。

 

時間が余ったので、雑談も。

ワークタイムバランスで、趣味の話が出たので、趣味の話をしたり。

趣味が一つしかないので…って人がいたので、みんなで趣味を話し合ったりね。

 

僕が仕切る場面も、ありましたよ。

なれの果てでも、こんな役割が果たせるようになるんですよ。

 

最後に、帰りの挨拶をして、終わり。

「こちらにお世話になってから、109ヶ月、未だに帰りの挨拶が、下手なんです…」ってのは、いつものつかみですが、こんなことを話してみました。

 

「皆さん、聞かれればとても面白く、ためになる話をしてくれるんですが、自分から口火を切る人が少ない。

だから今回、それを僕がやってみました」

 

口火役を、ね。

まぁ、卒業から8年、仕事も安定してるので、自信もついてるんでしょうね。

今回は特に、充実した会になりましたよ♪