帰り際…
隣の女子社員に、僕が担当しているSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)のことを聞かれたので、教えました。
作られたデータセットから、ダウンロードする方法は、前に教えましたが、今度はそのデータセット自体を作って、望みのデータを出したいらしく。
データセットの作り方を教えました。
なるべく、簡潔にね。
ポイントでは指を差して注目を引くのは、かつてのインストラクター経験が、あまり余計なことを言い過ぎないようにするのは、父の運転へのナビゲーターの経験が、活きます。
得意なことを聞かれると、ついうれしくなって、余計なことまで話してしまいます。
でもそうすると、焦点がブレてしまう。
「聞きたかったのは、何か?」に立ち返ると、簡潔に方法を教えるのが、一番いいんですよ。
ただし、「ここを間違うと、面倒なことになる」というポイントは、補足します。
経験上、ここは間違えずに通過したい、というポイントは、あるんです。
間違えると、本人も大変ですが、リカバリーには僕が駆り出されることになりますからね。
教えるというのは、自分でやるのとは、別の技術です。
自分が出来るからって、それを他人に的確に伝えて、出来るように仕立てられるとは、限らないんです。
もちろん、まず自らが技術を理解して、かみ砕いて説明出来るようにして、それをどうすれば伝わるかを考えながら、説明し、試させ、習得させる。
ここまで出来る人は、技術が高いだけでなく、もっと幅広い視野が身についている人だと思います。
もっともっと、高い評価をされて、いいと思いますよ。