僕は、大学のゼミって、あんまり経験がないんです。
実験系でしたしね。
でも、シャロSさんは、所属するゼミの学生では、トップの位置にいるとか。
院2年生ですしね。
教授といろいろ打ち合わせて、それを下級生に伝え、指導していく役割も、担っているそうです。
下級生の面倒も、よく見ているようですが、なかなか思うようにいかないとか。
彼自身は主体性を持って、勉学、研究に取り組めているようですし、就職活動も、普通学生の倍以上の量、レベルをこなして、見事合格を勝ち取っています。
それに並ぶような、覇気、活気ある学生がいないと、歯がゆいようです。
いろいろ、なだめたり透かしたり、しているようですが、のれんに腕押し状態だそうです。
まぁ、僕ごときがアドバイスなんて、おこがましい。
でも、「今、いい体験をしてるよ」と伝えました。
彼の立ち位置は、いわば「中間管理職」。
彼には係長と言ったけど、実際には課長クラスの仕事をしていますね。
部下を統率し、かつ教育も担う。
なかなか、経験出来ないんですよ。
社会では。
登用されないと、課長にはなれません。
試験がある場合も、ありますね。
その一方で、「思いがけず“なってしまう”」こともあります。
準備も心構えも出来ずに、急に抜擢されると、結局対応出来ず、評価を大きく下げることもあります。
そんな時、今の経験は、きっと活きます。
かなり近いシチュエーションですからね。
そんな経験があれば、急な抜擢にも、対応できる確率が、上がると思います。
今だったら、もがき苦しんでもいいから、真摯に取り組んでくれればと思います。
信念を信じて、ね!
きっと、将来のための「引き出し」が増えていくと思いますよ。