そう、録画した、スーパーボウルを見ながらね♪
NHK BS1の録画ですから、4時間にわたる、長丁場です!
4時間見るのに、この酒??
なんかね、この日は体力に自信があったんですよ♪
スーパーボウルは、アメリカのNFL(National Football League)の、最高決戦。
今年はタンバベイの、レイモンド・ジェームス・スタジアムが舞台。
舞台は何年か前に、あらかじめ決められます。
今年のカードは、AFCがカンザスシティー・チーフス、NFCがタンバベイ・バッカニアーズ。
そう、バッカニアーズは、スーパーボウルを本拠地で戦う権利、栄誉を得たんですよ!
実は、これまでの55回のスーパーボウルでは、初めてのことなんです。
スーパーボウルは、厳冬期に行われるので、観客のことを考えると、南の暖かい地域とか、北部でもドームスタジアムとかで、開催されることが多いんです。
でも、プレーオフは1月ですから、勝負強いのは、北部の屋外スタジアムのチームが多い。
屋外のチームは、ドームでも平気ですが、ホームがドームのチームは、屋外の試合になった時、なかなか勝てなかったんです。
なので、本拠地での開催(と言うか、開催地のチームがスーパーボウルに出ること)は、非常に困難なんですよ。
僕が初めてNFLを見たのは、2001年だったと思います。
プレーオフぐらいから見てたんですけど、たいていは深夜の放送なんですよね。
でも、当時は郵便局勤務で、交代勤務。
翌日が遅番であれば、夜更かしが出来ましたから、見れる環境が、あったんですよ。
その年にNFLを勝ったのは、ボルチモア・レイブンズ。
相手はニューヨーク・ジャイアンツで、ジャイアンツ優勢と言われていました。
でも、シンデレラボーイと言われた、トレント・ディルファー率いるレイブンズが、見事にジャイアンツを撃破!
レイ・ルイスを中心とした、堅い守備も光って、レイブンズが優勝カップ、ロンヴァルディートロフィーを獲得しました。
このシーズンで、NFLが面白いと思い始め、翌年2001-2シリーズは、レギュラーシーズンから、試合を見出して。
BSの解説は、ルールもわかりやすく解説してくれましたから、徐々にルールや戦術も覚えて、NFLの世界に魅せられていったわけです。
NFLって、もちろん戦略がたくさんあって、それでも「ここではこれだよね」ってパターンがあります。
でも、ちょっと違う作戦がとられたり、ハプニングでプレーが崩れたり、いろんなことがある。
インターセプトなんて、その最たるものですね。
その瞬間に攻守が入れ替わって、攻撃側がピンチになるんですから。
そういう意味では、見れば見るほど、面白いスポーツなんですよ!
アメリカンフットボールは、「戦争だ!」と言う人もいますね。
確かに陣取りゲームなんですが、ゴリゴリ地上戦で攻めることも、一気に空中戦に賭けるのも、どちらもアリ。
戦略によって、戦術を使い分けるわけです。
こういうスポーツって、アメリカ人は大好きなんだそうですよ。
さて、この年もプレーオフ。
セントルイス・ラムズと、ニューイングランド・ペイとリッツの対戦。
舞台は、ニューオーリンズ・セインツのホーム、ルイジアナ・スーパードームでした。
ラムズのQB、カート・ワーナーは、数年前に颯爽と現れた、シンデレラボーイ。
確かその前は、アルバイト生活だったんですよね。
そこから一気に駆け上がり、アメリカンドリームを手にしました。
対するペイトリオッツには、さらなるシンデレラボーイが!
今年始め、エースQBのドリュー・ブレッドソーが、内臓破裂の大けがで、戦線離脱!
代役に抜擢されたのは、なんと2年目の新人QB、ドラフト6巡全体199位の、トム・ブレイディでした。
多分、ヘッドコーチのベリチックも、長い目で育てるつもりだったんだと思います。
ところが、ブレイディが先発してから、勝つわ勝つわ!
ブレッドソーが戻ってきても、ブレイディはそのままポジションを譲らず、スーパーボウルまで上り詰めました。
まさに、「新旧シンデレラボーイ対決」だったんですよ。
戦いは結構、拮抗しました。
ロースコアの白熱した戦い、特にディフェンスにビッグプレイ多く出る、面白く劇的な展開でした。
4Q終了時点で、同点。
ペイトリオッツの攻撃権ですが、スタートは自陣17ヤードと深く、残りはわずか1分21秒。
タイムアウトもありません。
この状況では、得点を取ってゲームセットが理想で、フィールドゴール圏内の、敵陣30ヤード内ぐらいまで行ければ、かなりの確率で勝てます。
でも、タイムアウトがないので、ミスや無駄なプレーは許されない。
ランプレーや、中央への短いパスも、しづらい状況です。
逆に、ロングパス一発で、敵陣深くまで行ってしまうと、時間が残ってしまい、得点後に反撃を許してしまいます。
急ぎつつ、時にはスパイク(わざとパス失敗して、時計を止めるプレー)なども使いつつ、ボールと時間をコントロールしながら、キック地点までボールを運ぶ必要があるんです。
…と書きましたが、これ、レギュラーシーズンでも非常に難しいことで、現地解説のマッデンも、「(新人QBには)無理だろう」と言っていたそうです。
ところが、ブレイディはこのドライブを神がかり敵に成功!
最後はアダム・ヴィナティエリのキック!
この緊張の瞬間は、今でも忘れないですね~!
結果は、
「フィールドゴール成功!
そのままゲームセット!!」
もう何とも言えない、劇的すぎる幕切れに、興奮冷めやらなかったですね~!
以来、スーパーボウルは、毎年見ています。
と言うか、数年前までは、レギュラーシーズンも見ていたんですけどね。
相棒との出会いも、NFLからでした。
実は示し合わせて、放送のある月曜日を休暇にして、遠隔で同時に見たこともあるんですよ!
(会社にはバレてたらしいですが…)
応援するデトロイトライオンズが、スーパーボウルに到達するのは、いつのことかな?
で、今年のカンザス対@タンパベイ。
ニューイングランドから、タンパベイに移ったブレイディが、再びスーパーボウルの地を踏みます。
最近時間がなく、特に1月~2月は仕事がもの凄い状況ですから、見るかどうかも思案のしどころなんですが…
このニュースを知って、録画予約をポチッと。
相棒はペイトン・マニング派なんですけど、僕は上記の経緯もあって、ブレイディに思い入れがあります。
これは、楽しみになってきましたね~♪
…と、僕が書くのは、ここまで。
NFL、特にスーパーボウルなんて、日本時間だと月曜日の午前中ですから、録画で見る人がほとんどのはずです。
ここで結果を書いちゃうと、「あぁ~ネタバレしちゃった~」なんて、悔しがる方がいらっしゃいますからね!