今週のお題「読書感想文」
これも、在宅勤務の際に、読んだものです。
もちろん、フォロワーシップを目指す、シャロSさんの紹介です。
「1分間マネジャー」
マネジャーが部下を使って目標を達成するための、極意を書いたものです。
極意と言っても…
「目標を設定させる」
「行動を賞賛する」
「行動を叱責する」
の、3つだそうですけどね。
目標というと、年頭とかに漠然とするもののイメージがあります。
でも、ここでは個人の目標と、組織の進むべき道が、一致ししている点と、その目標に対して、対策までちゃんと明らかにすることが特徴ですね。
この論法で言うと、会社にとって的外れな目標や、達成できないような目標は、端から問題外、と言うことになります。
それを、対話によって、お互いに理解、納得しながら、目標を立てていきます。
今の会社でやっているのと、ほぼ同じですね。
行動を賞賛することは、実は今の上司が、上手いですね。
ここでの「1分間賞賛法」に近いです。
会議資料なんかは、いちいち上司のチェックを通らずに、仕上げることもありますが、その結果が正しかったことを、いつも教えてくれます。
ちょっとしたことなんですが、「やったことは正しかった」と確認できると、部下にとっては大きな安心感になるんですよね。
その辺、今の上司はよく見ています。
で、間違うこともあるんですが…
これも上司は、ちゃんと教えてくれますね。
今度は「1分間叱責法」です。
叱るべきは、「行動」であって、部下の人格ではない点がポイント。
その結果が、どういうことを生んだのかを、教えてくれますから、修正すべきはします。
納得してね。
注意…としては、「自分の感情を入れない」こととあります。
感情で怒られると、こっちもカッとなりますし、逆に何で怒られているのか、わからなくなることだって、あります。
でも、もう一つ大きいのは、「自分で直して、糊塗しない」こと。
実はその方が簡単な場合が多く、ついやりがちなことですが、これでは、部下は今の方法が正しいと、勘違いしてしまいます。
目先の効率よりも、部下の教育の方が重要な場面が、あるんです。
今の上司の下で、9年いますが、いい上司だと思いますよ。
この本が、簡潔に、それを証明してくれたと思います。
表は教育学生・シャロSさんのオススメ♪