錦糸町駅に、ホームドアがついたタイミングで、最後部にモニターがつきました。
車掌さんが、ドアを閉めるタイミングを見るための、業務用安全装置です。
モニターは、横並びで3つ。
最前部、そして中間部2ヶ所で撮影し、ドア周りの乗客の状況を、最後尾にいる車掌さんに伝えます。
この映像で、すべての扉から乗客が切れたタイミングで、ドアボタンを操作します。
でも、すごいですよね。
最大40枚、JRだと最大60枚の扉を見て、閉めるタイミングをはかるんですから。
駆け込み乗車なんかすると、このタイミングを取れなくなったり、閉まりかけたドアをもう一度開けたりするので、列車が遅れるわけです。
ずっと昔から、編成は長いですから、装置自体は、昔からありました。
もちろん、つい最近まで、ブラウン管でした。
モノクロだったかも知れません。
まぁ、動きがわかればいいんですが、お世辞にもきれいとは、言えない物でした。
でも、このモニター、ずいぶんきれい!
常時乗客が写るようですので、写真は遠慮しますが、TFT液晶かな?
顔まで、鮮やかに見えますね♪
ホームドアが白ですから、人の識別という点では、カラーのきれいな画像が、必要なんでしょう。
ただ…
この手のモニターは、天井からの吊り下げ式ですが、ここ、半蔵門線錦糸町駅の住吉側って、ものすごく風が強いんですよね…。
玉突きのように、トンネルの空気が押されるんですが、烈風と言っていいような、猛烈な風に、モニターは揺れ動き、きしみ音も!
安全装置ですが、モニター自体の安全も、守る必要があるかもしれません。