表のしりとり企画で、「ブックマーカー」ってのを書いてて。
公開は、まだ先ですが…
「ブックマーカー=栞」を探してたら、こんな栞が出てきました。
「ともに生きよう」
これ、「ビッグイシュー」という雑誌を購入した時に、いただいた物です。
内容的には、なかなかユニークかつズバッとした提言があったり、ちょっと気がつかなかった、いい習慣が紹介されていたり、なかなか読み応えのある、雑誌なんですよ。
「ビッグイシュー」は、ホームレスの方が販売する雑誌です。
ホームレスの人に販売が委託され、利益が残るようになっています。
それがモチベーションになりますし、仕事をするとなると、いろいろ考え、実行することもあります。
路上生活脱出のための、大きな力になるんです。
その人たちも、東日本大震災では、大きな影響を受けました。
いろいろ、辛い思いもしたし、支援に対しても、しっくりいかなかったことも、会ったとか。
路上生活者にとって、一番うれしかったのが、この
「ともに生きよう」
だったそうです。
立場はみんな違うので、路上生活者の気持ちを、完全にわかることは出来ません。
無理にわかろうとすると、かえって反発されることもあります。
それでも、そばにいて、寄り添って…
「ともに生きよう」ってかけてくれた言葉が、心に響いたんだそうです。
生きることを、一緒にいることを、肯定する言葉だから。
今はコロナ禍。
路上生活者も、辛い思いをしていると思います。
これだけ、対人の濃厚接触が禁止されている以上、無理に寄り添って、「ともに生きよう」とは、言いづらい状況ではあります。
でも、心では、思っていたい。
彼らを否定することは、避けたいと思う。
出来ることがあれば、したいと思います。