浦和駅前。
昔は、行列したんでしょうね~
電話ボックス。
今より遙かに通信手段が乏しかった時代、自宅外から電話を掛ける、数少ない手段でした。
10円玉を積み、100円玉に躊躇し、ドキドキしながら通話したものです。
今は逆に、電話によっては、公衆電話からの電話はつながない!なんてモードも搭載する時代になりました。
中を、覗いてみました。
緑電話ですね。
緑電話は、テレホンカード使用可能なタイプでした。
黄緑の明るい色で、よく目立ちました。
磁気式のテレホンカードは、今も現役です。
後発のICカードの方が、偽造問題で先に廃止になりましたね。
あと、今でも見かけるのは、グレーの電話です。
これは、ディジタル電話ですね。
ISDN端末としても使用可能で、データ送受信が出来たそうですよ。
黒電話は、昔の加入電話ですが、いわゆる「赤電話」は、元々は加入電話を簡易的に、公衆電話に兼用したものだったそうで。
お店が料金を収受したそうです。
ただ、トラブルも多く、後に10円専用の公衆電話になりました。
今はピンク電話が、公衆兼用電話ですね。
「陣太鼓」にあるものですが、実際に電話がかかってきます。
客が使う場合は、10円玉を投入します。
他に、青電話もありましたね。
新横浜ラーメン博物館に、置かれています。
使用出来ませんけどね。
元々は、料金後納式だそうで、通話後にお金を入れたそうです。
ただし、つながって10秒は、無料で通話出来た!らしいので、結局前納式に変更されたそうです。
これに、100円玉を投入可能にしたのが、黄電話です。
これは僕も見たことがあり、使ったこともあると思います。
100円玉を入れた場合は、料金分話さなくても、お釣りがでません。
だから、遠くに掛けるとか、ある程度長く通話する時でないと、元が取れませんでした。
その辺の感覚が、当時の人には必要だったんですよ。
えっ、「距離で料金が変わる??」
場所によって、硬貨が引き落とされる時間が変わるとか、夜9時を過ぎると深夜料金で、ちょっと時間が延びるとか…
もはや、「当時の常識」に、なってしまいましたね…