ベニューにもしてある、
「新田駅自動改札6号機」
出場専用なので、振り返って撮ってみました。
色が塗ってあるでしょ?
この6号機はピンク、隣の5号機が、青緑です。
こちらは3号機。
実はこの色分け、ちゃんと意味がありまして。
青緑を拡大してみると…
「きっぷ等2枚投入可能」を意味しています。
きっぷ等を2枚投入する場面…
かつての「イオカード、パスネット」など、プリペイドカード時代に遡ります。
これらのカードは、それまでの券売機専用カード(オレンジカードなど)と違い、直接自動改札機に入れることができました。
1,000円券、3,000円券などかあり、改札を通るたびに、残高が減らされたわけです。
当時としては、画期的だったんですよ。
残高ゼロになっても、絵入りのカードが手元に残りましたしね。
ただ、残高が初乗り以下になると、自動改札機を通れなくなってしまいます。
こうなると、券売機でしか使えなくなってしまいました。
そこで、新しいカードと一緒に投入すれば、古いカードを使い切った上で、不足分を新しいカードから引き、自動改札機を通れるようにしよう、ってことになったのです。
青緑の自動改札機は、「その処理が出来ますよ♪」って意味なわけですね。
でも今はICカード全盛!ですから、ひたすらこの意味、ですね。
「きっぷ投入可能」
今ではだいぶ少なくなりました。
回数券の方は、この色を目標にするわけですね。
逆にこの、ピンク色は、
「ICカード専用」って意味です。
JR東日本は、Suicaのイメージカラーでもある、緑を使いますね。
IC専用だと、きっぷの処理がなくなるので、きっぷを受け入れる時の可動部もなくなり、きっぷが中で詰まることもありません。
常時関東の鉄道を使う人の、大半がICカードを使うようになった以上、きっぷ投入可能機は、最小限にしたいのでしょうね。
ところで、自動改札では、この青い部分にタッチするわけです。
僕はプリペイドカードを集めていたので、縮小は残念でしたが、きっぷを“狭い的”の投入口に入れるよりは、タッチの方がはるかに楽になりましたね。
他の人よりも、切実に感じるのは…
僕、左利きなんです…。
ものすごく、やりにくかったんですよ!
きっぷを左手で持って、右の投入口に入れるのは!