前の年は、こちら。
kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp
当時10歳。
それまで、いたずらしたり叱られたりしても、「(歳が)一の位だから~♪」って言い訳してたのが、通用しなくなる歳になったわけです。
この年は、弟が小学校に上がった年。
アルバムは弟の写真が中心で。
僕は“その兄”という立場…。
サッカーは、相変わらず続けていましたね。
嫌々ながら。
5年生の担任の先生は、怖い人だったなぁ…。
写真が残ってないんですが、
この年、父母の実家の他の場所に、初めて旅行に行っています。
場所は伊豆・新島!
ただ、海は荒れてた上に、弟は熱を出し、母と弟は行かず。
父と従姉妹(当時大学生)の3人での旅でした。
最初の船は揺れに揺れて、どうなるかと思ったけど、島に着いたら嘘のように晴れて。
海で遊んだり、珍しいものを見たり、島の旅を満喫しましたね~♪
小舟に乗って式根島に渡ったのも、いい思い出でした。
で、この年も12月。
誕生日プレゼントを、もらう月です♪
もらったのは、カシオの計算機「PB-100」
多数の関数を持ち、数学的、工学的な計算が出来ます。
…知らない?
度は直角を90度で表す方法、
ラジアンは180度をπ(パイ)、360度を2πで表す、数学的な単位、
グラジアン(グラード)は、角度を10進法で表す単位ですよ。
こうやって書くと、関数電卓みたいなものですが、決定的な違いが一つ。
「プログラム」が組めるのです。
予めプログラムを組んでおけば、ループや条件分岐を含む、複雑な計算を実行できます。
これが、僕と「プログラム」の出会い、なのです。
説明書には、べき乗とか偏差値とか平均成長率とか、小難しいプログラムが載っていましたが、実はゲームもありました。
このPB-100、 乱数を発生できます。
また、キーが押されてる、押されてないの判定が出来ました。
これらはゲームのプログラムで、最低限必要な機能なのです。
まずはゲームのプログラムから、打ってみることにしました。
最初は「Hi-Lo」ゲーム。
正解数字が乱数で決められていて、数字を入力すると、その数字が正解より大きいか小さいかを教えてくれます。
だんだん範囲が狭まっていって、いずれは大当たり!ってわけです。
たまに、一発大当たり!!なんてこともありました。
結構楽しめました♪
「ブラックジャック」もありました。
カードの数字を足して、21にするゲームです。
各数字が4枚ずつだったかどうかは、忘れました…。
「ゴルフゲーム」は、なかなか凝っていました。
キーを押した“時間”によって、飛距離が決まり、ホールを目指すのです。
もちろん、押しすぎたらオーバー。
ショットよりも、パッティングが難しかったですね。
こうやってゲームを打ち込んでいくと、どうやってこういう動作をするのか、興味を持つようになりました。
改めてプログラムを解析したり、小改造して違った動きを楽しんだり。
この辺は、もう少し年齢が進んでからかも知れません。
ただ、当時は拡張メモリーが買えなかったので、容量は若干544ステップ(ステップは記憶の単位)。
改造とかで容量が増えたら、オーバーして他の所を削ったり。
でも、雑誌とかに載ってるのは拡張メモリーが必要な物が多く、チャレンジすら出来なかった。
残念でしたね~
今の仕事はSFA管理などの傍ら、ExcelVBAのプログラミングが、大いに役に立っています。
ExcelVBAの大元は、BASIC。
そのプログラミングの基礎の基礎は、この時に遊んで学んで培ったことは、間違いありません。
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