Line Buffer Overflow…

書くことが多過ぎるとき、バッファーとしてこちらに書きます。不定期更新です。

1982年の記憶…

前の年は、こちら。

kiha-gojusan-hyakusan.hatenablog.jp

 

当時10歳。

それまで、いたずらしたり叱られたりしても、「(歳が)一の位だから~♪」って言い訳してたのが、通用しなくなる歳になったわけです。

 

この年は、弟が小学校に上がった年。

アルバムは弟の写真が中心で。

僕は“その兄”という立場…。

 

サッカーは、相変わらず続けていましたね。

嫌々ながら。

 

5年生の担任の先生は、怖い人だったなぁ…。

 

写真が残ってないんですが、

この年、父母の実家の他の場所に、初めて旅行に行っています。

 

場所は伊豆・新島!

ただ、海は荒れてた上に、弟は熱を出し、母と弟は行かず。

父と従姉妹(当時大学生)の3人での旅でした。

 

最初の船は揺れに揺れて、どうなるかと思ったけど、島に着いたら嘘のように晴れて。

海で遊んだり、珍しいものを見たり、島の旅を満喫しましたね~♪

小舟に乗って式根島に渡ったのも、いい思い出でした。

 

で、この年も12月。

誕生日プレゼントを、もらう月です♪

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もらったのは、カシオの計算機「PB-100」

多数の関数を持ち、数学的、工学的な計算が出来ます。

度の単位も度、ラジアン、グラジアンを選べました。

 

…知らない?

 

 度は直角を90度で表す方法、

 ラジアンは180度をπ(パイ)、360度を2πで表す、数学的な単位、

 グラジアン(グラード)は、角度を10進法で表す単位ですよ。

 

こうやって書くと、関数電卓みたいなものですが、決定的な違いが一つ。

「プログラム」が組めるのです。

予めプログラムを組んでおけば、ループや条件分岐を含む、複雑な計算を実行できます。

 

これが、僕と「プログラム」の出会い、なのです。

 

 説明書には、べき乗とか偏差値とか平均成長率とか、小難しいプログラムが載っていましたが、実はゲームもありました。

 

このPB-100、 乱数を発生できます。

また、キーが押されてる、押されてないの判定が出来ました。

 

これらはゲームのプログラムで、最低限必要な機能なのです。

 

まずはゲームのプログラムから、打ってみることにしました。

最初は「Hi-Lo」ゲーム。

正解数字が乱数で決められていて、数字を入力すると、その数字が正解より大きいか小さいかを教えてくれます。

だんだん範囲が狭まっていって、いずれは大当たり!ってわけです。

たまに、一発大当たり!!なんてこともありました。

結構楽しめました♪

 

ブラックジャック」もありました。

カードの数字を足して、21にするゲームです。

各数字が4枚ずつだったかどうかは、忘れました…。

 

「ゴルフゲーム」は、なかなか凝っていました。

キーを押した“時間”によって、飛距離が決まり、ホールを目指すのです。

もちろん、押しすぎたらオーバー。

ショットよりも、パッティングが難しかったですね。

 

こうやってゲームを打ち込んでいくと、どうやってこういう動作をするのか、興味を持つようになりました。

改めてプログラムを解析したり、小改造して違った動きを楽しんだり。

この辺は、もう少し年齢が進んでからかも知れません。

ただ、当時は拡張メモリーが買えなかったので、容量は若干544ステップ(ステップは記憶の単位)。 

改造とかで容量が増えたら、オーバーして他の所を削ったり。

でも、雑誌とかに載ってるのは拡張メモリーが必要な物が多く、チャレンジすら出来なかった。

残念でしたね~

 

今の仕事はSFA管理などの傍ら、ExcelVBAのプログラミングが、大いに役に立っています。

ExcelVBAの大元は、BASIC。

そのプログラミングの基礎の基礎は、この時に遊んで学んで培ったことは、間違いありません。

 

次の年は、こちら

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