録音。
音を記録することですね。
かつてのカセットデッキでは、録音ボタンがありました。
内蔵マイク、または外部マイクから音声を拾って、カセットテープに記録出来たわけです。
…間違って押しちゃって、録音されていた音楽やお話などが、消えちゃったことも、ありますね。
その防止のために、録音防止爪、というのがありました。
この爪が折ってあると、録音機能が働きませんでした。
一方、また録音したくなったら、爪の部分をセロテープで塞げばOK。
アナログチックな対応で、制御が可能でした。
かつてはプログラムを記録するのも、カセットテープでしたね。
MSX(Microsoft EX)には、「CSAVE」という、プログラムをカセットテープに録音する、専用のコマンドがありました。
「救う!」ですね。
一方、読み出しや「CLOAD」で、「引っ張り出す」になります。
Cが付かない「SAVE」「LOAD」では、データも読み書き出来たと思います。
実際に記録された音声を聞くと、「ピー!ガガガガー」という音声が、記録されていますが、テープのコンディションによっては、うまく記録されないことも、多々あって。
電源を切る前に(当時は電源を切ると、プログラムは失われました)、実際にプログラムを読ませ、うまく記録されているか調べるために、「CLOAD?」というコマンドも、ありましたね。
今だと、ICレコーダーで、同じことが出来ますね。
(IC:Integrated Circuit)
主に会議の時に、議事録を取るのに使います。
他にも、電話の音声を録音する場合も、企業では多いですね。
もしもの時に、社員を守るためですが、明らかに不手際があれば、それが記録に残りますから、逆にクビになることも、あるようです…。
そう言えば、こんな意味も。
「トイレ!」
確か、ギャル語の隠語で。
「録音→音を入れる→おトイレ」だそうですよ。
若者言葉は、いつの世もありますが、これはかなり秀逸だったと思います!
確かに、隠語を使いたい場面ですし。
さらに上品に言うなら、「花を摘む」という言葉も、ありますけどね…
次は「音」です
前は「議」です