買ってはいますが、なかなか読む機会がない、ビッグイシュー。
今日は敢えて、時間を取りました。
特集は「フィールドレコーディング」
マイク片手に外に出て、外の音を拾おうというものです。
人って、音を取捨選択して、聞いています。
例えば会話では、相手の音声に集中するので、他の音はあまり聞こえなくなります。
でも、マイクはそんなことは関係なく、その場に出会った音を、どんどん拾います。
そこに、発見があるといいます。
時には、木の幹の循環の鼓動とか、実が弾ける音とかが、拾えることもあるそう。
その時は聞こえなかった音に注目すると、新たな発見、楽しみがあるそうですよ!
これに関連するかどうかは、わかりませんが、今主流のCD(Compact Disc)も、デジタルメディアの音も、人間が聞こえないとされる周波数をカットして、容量を減らして提供されています。
でも、そのカットされた部分は、本当に聞こえてないのか?は、議論がある所で。
それらが録音されている、レコードなどは、「やっぱり違うよね~♪」と、ファンは言います。
この前行った「楽龍時」では、レコードの曲を聴く機会があったんですよね。
僕はレコードといえば、子供の頃のお話ぐらいで、曲を聴いた機会は、ほとんどなかったんですが、聞いてみると、確かに「立体的に」、聞こえる気がしたんですよね。
歌手、奏者の位置関係が、手に取るようにわかるような!
それまでのCDには、なかった感覚でした。
人間は、関心を向けないと、音は聞こえないから。
もっといろんな音、音楽に、関心を持つのもいいことじゃないかと、思うようになりました。