今週のお題「手帳」
そう言えば、あまり人が持っていない手帳、持っていますね。
「障害者手帳」
3級です。
精神障害者用の手帳は、正式には「精神障害者保健福祉手帳」と言います。
3級の場合は、基礎控除が増える、施設によっては無料又は割引で入れる、などの特典がありますが、まぁ、その分治療代や薬代がかかっていますからね。
「手帳成金」とは、言えないと思います。
大きいのは、手帳を所持していると、ハローワークでの扱いが、全然違うこと。
就職困難者という扱いになって、求職活動などの条件が、緩くなります。
また、晴れて雇用されると、障害者の法定雇用率に算入されます。
会社側にもメリットがあるので、雇用されやすく、解雇されにくいと言えます。
うつ病は職を失う可能性がありますが、安定した生活には、やっぱり職は欠かせないと思います。
療養から普通の生活に戻るに当たって、この「障害者手帳」は大きな役割を果たします。
「人生を修復しうる」と言っても、過言ではないんですよ。
なお、精神障害者の場合は、身体、知的と違って、手帳に2年間の有効期限があります。
「治りうる」ため、更新制なんです。
更新するには、医者の診断書(意見書)が要りますから、主治医とも良好な関係を保っていなければなりません。
治療をすっぽかしたら、以降は認定されないわけです。
まぁ、3級では年金は出ませんけどね。
ただ、年金が出る2級以上ともなると、本当に働くのは困難と言うことになりますから、僕は3級に不満はありません。
今後、再発して2級以上になる可能性も、寛解して(治って)手帳から卒業する可能性もありますが、今はこの等級で、精いっぱいやっていこうと思っています。